LPICがいつの間にか消滅して(Linuxに代わって)いた件について
皆さんはLinux系資格として、LPICを受験されてきた人は多いのではないでしょうか。
Linux試験としてはLPICという程、国内での認知度が高い試験でしたが、実はいつの間にかLPI-Japanは国内でのLPIC試験提供を終了していたようです。
今回はLPIC試験の提供が終了してしまった原因と新試験であるLinuCに移行する方法と、資格更新の是非について紹介していきます。
なぜLPICは消滅したのか?(試験提供終了したのか?)
試験問題が出回り過ぎた為です。
LPICは知名度こそ高いものの、一部の人達の間では簡単に合格する方法が出回っています。
例えば、以前ならばヤフオクで「LPIC絶対合格」などと調べれば試験問題がまんま載った問題集が2〜3千円で販売されていました。
なぜ、試験問題が流出しているかと言うと、「ブレインダンプ」、つまり記憶を頼りに試験問題をコピーして流出するとLPIは説明しています。筆者は海外の監督が緩い試験施設で実際にコピー行為が行われている可能性があるのでは?なんて考えています。
この様な試験問題の流出により、資格取得者のレベル低下や資格としての価値の低下を懸念して、国内では独自の linaC試験を設けたものとされています。
これにより、今まで流出問題に頼ってきた人達は窮地に立たされると言う訳です。
LPICからLinaCに移行する方法
LPIC試験の国内配信停止に伴い、現在有効なLPIC資格保有者は簡単に新資格のlinaC更新可能です。
更新方法は、以下の公式サイトにアクセスしてログインするだけです。
確認方法はログイン先サイト内、更新されたLinaCがactivateされている事が確認出来ます。
更新される資格は現行資格に対応したLinaC資格です。
資格更新の是非
筆者は複数の更新が必要なベンダー資格を保有していますが、会社から指示がなかったら更新しないでしょう。
なぜならば、一度取得した知識を再度確かめるのは面白く無いからです。
常に新しい知識を知るから面白いのであって、一度身につけた知識を衰えない様に再度学習するなんて事にはあまり意欲は湧きません。
しかも、最近の技術はネットで調べればいくらでも情報が出てくるのでわざわざ脳内で記憶しておく必要もあまりないのです。
現場目線で考えると、知識より知恵の方が必要で、技術を理解してどこかで使う際に容易に技術を使えるようにしておくことの方が重要だと思います。そのために、再度覚え直すという行為自体にはあまり価値がないと感じるのです。
一方で資格の有用性という意味では、知識量を閾値以上に保てるという意味で資格更新は意味があると思います。現場でLinuxに関する仕事を中心とするようなエンジニアにとっては特定の知識範囲に限らず全体的に学習する機会は、自分の実力を維持する良いと思います。
LPI試験に関する意見
LPICに関して、現行のLinuCもLevel3は300,303,304すべて更新が必要ですが、Level1,Level2の範囲は更新が必要ない事に違和感を覚えます。
筆者の経験的には、Linux系の業務を毎日していますが、LPICの試験範囲として重要なのはlevel1,2の範囲でlevel3は理解出来ていたらなお良いという程度です。
そんな訳で、LPICの試験更新は①下位試験を含むどれかの試験の合格したら更新という形式か②より全体的な試験範囲のレベル4という試験を設けた方が良いと思います。
資格取得は一発勝負でなくて良い
こんばんは。
ひすいです。
最近は仕事で覚えることが多い為、なかなか投資の検討、考察が出来ていないのですが、それはそれでいいかなぁ〜なんて思っているこの頃です。
と言うのも、筆者の投資スタイルは王道的な割安優待株の長期投資なので、実質的に出来ることが限られてくるからです。
そんな訳で、久しぶりに情報処理試験を受けようかと考えています。
受験科目は『システムアーキテクト』にしようかと思っています。
『筆者の資格紹介』
筆者は自慢では無いのです、そこそこ高度資格をいくつか保有しております。
保有資格を紹介すると以下になります。
CCIE
LinaC 300,303,304
PMP
応用情報情技術者
※ CCxx系の下位資格や基本情報も取得済みです。
なぜ『システムアーキテクト』なのか?
IT系資格は数多くあり、各々の業務に適した資格を取得する事が望ましいと考えています。
しかし、IT系の仕事全般的に活用しやすい資格は情報処理試験のITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者あたりなので、これらの資格を受験する人が多いのが現状でしょう。
では、筆者がシステムアーキテクト資格を受験する理由ですが、①何となく勉強したいから、②システム設計業務が増えてきた、③自分のIT知識を増やせる分野だから、の3つになります。
①の何となくと言うのは、非常に危険な考えなのですが、筆者の様に資格勉強をし続けると、勉強をしないと落ち着かないと言う、一種の病気的な状況になってしまっており、仕方なく勉強すると言う訳です。
②は実業務に活かせるので、理に適っています。
③ですが、ある程度資格を取得し、自分の得意な技術領域が出来てくると、類似資格を取得するのは技術者としてのメリットが少なくなってしまいます。このため、得意領域の類似資格より不足領域の技術を取得する方が技術者として出来る事が広がり、実力アップを計りやすいと思います。
資格取得は一発勝負でなくて良い
筆者の保有資格を見ると、多くの方は凄いと思うでしょうが、実際はそんな事ありません。
応用情報技術者に関しては受かるまで5年間も掛かり、何度も受験しましたし、 CCIEも1度目のラボ受験では無知のまま受験し、オールセクション0点を取った事もあります。
その他の試験も苦渋を舐めた経験は数知れずです。
しかし、筆者は何度も諦めずにチャレンジした結果として今の資格歴になっています。
そんな訳で、資格取得は一発勝負では無いので、資格取得を目指している皆様も不屈の精神で努力したらいつかは報われると思い頑張ってみると良い結果に結びつくと思います。
資格資格の意義
社会人になって資格取得を目指すパターンとして、①自己啓発②会社希望の2パターンがあるかと思います。
このうち、自己啓発は資格に受かる事より資格の学習範囲をしっかり理解することの方が重要になると筆者は考えます。なんで、こんな事を紹介するかと言うと、資格勉強の方法として受かるための勉強法と理解する為の勉強は異なるからです。
例えば、理解する為の勉強ならば、教科書や参考書を元に実際に自分が知識を使う時の事を想像しながらゆったりと勉強した方が定着し、実際にも応用しやすいと思います。
一方で、合格する為の勉強法ならば、出題頻度の高い分野を問題を解きながら重点的に学習し、実シーンでの応用は二の次にして勉強しないと合格にたどり着きにくいです。
そんな訳で、資格受験をする場合は自分が資格受験する意義を考えて学習していくと良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?今回は筆者が久しぶりに資格受験と言う事で、高度資格を複数保有している筆者の資格受験における考え方を紹介しました。
これから、資格受験を考えている方は参考にして頂ければと思います。
CCIE筆記更新
こんばんは。
ひすいです。
長らくブログ執筆活動を休止していましたが、CCIEの筆記(writting)を無事更新できましたので、本日から再開したいと思います。
皆様からの『おめでとう』のコメントが執筆最中にも聞こえてきてしまったので、先走りすぎで恐縮ですが、お先に『ありがとうございます』と感謝の意を述べておきます。
そんな訳で、あまり投資活動とは関係ないですが、高度資格であるCCIEの更新について僕が持っている情報を共有したいと思います。
CCIEとは?
CCIEは数あるネットワーク系資格の中でも最難関と言われ、取得には8時間にも及ぶ実機試験に合格しなければならないため、CCIE保有者は高いネットワーク技術を保有している事が広く認められています。このため、CCIEを取得しているというだけで、給与が上がったり賞与が増えたりする企業があります。
そんなCCIEですが、資格取得後は2年で有効性が切れてしまうため、CBT型(紙試験をパソコンを行うイメージ)のテストに合格し続けなればなりません。
この試験を一般的に"筆記試験"と呼んでいます。なぜ筆記試験と呼ぶかと言うと、試験名が"CCIE written"や"CCIE writting"と呼ばれているからです。
CCIEの筆記更新は大変
CCIE筆記は下位試験のCCNAやCCNPと違い英語の試験のみとなります。そのため、ある程度の英語読解能力が無いと合格が厳しいのです。また、最上位資格という事もあり、問題の範囲や難易度も高いので、勉強も大変なのです。
CCIE筆記更新の秘訣
海外のベンダー資格全般に言えることですが、虎の巻が重要になります。
虎の巻というのは、問題集の問題をおさえておけば合格できるというものです。
では、虎の巻はどこで手に入れるのかという話になるのですが、海外の資格専門掲示板にCertCollectionというサイトがあります。
このサイトは会員性のサイトですが、非常にコアな情報が載っているので非常に参考になるサイトでおすすめです。
ちなみに、CertCollectionの会員登録及び年会費は掛からないので、そこの問題は気にしなくて良いでしょう。
ただ、気を付けなくてはならないのが、そのサイトの利用は自身の責任の範囲で確認しなければならないというところです。
つまり、重要な情報に紛れて嘘情報や変なリンクも含まれているという事です。
このため、サイトの内容は十分に吟味したうえで情報を取得していく必要があります。
その代わり、資格取得を大幅に助けてくれる情報が手に入る可能性は高いと思います。
コラム
資格取得の理由は人それぞれだと思います。会社から指示されて受験する場合もあれば、自己啓発で受験する場合もあるでしょう。
ただ、多くのIT系高度資格を取得してきて感じたことは興味が無いとここまで取れないなという事でした。
なので、会社指示だからとか、周りが取っているからなんとなくという理由ではなく、〇〇について興味があるから勉強し、その勉強の成果を見える形にするために資格受験というのが望ましい形なのだと思います。
逆に、嫌々勉強するくらいなら勉強しない方が良いと思います。サラリーマンやOLだとどうしても会社からの指示を断りずらいでしょうが、長期的に見たら自分に興味のないことを永遠と仕事にしなければならなのは自分の為にならないと考えます。
やはり、自分の興味のある分野だからこそ、極めてみたくなるのであり、極めようと切磋琢磨するからこそ良い結果が生まれるのだと思います。
皆様の資格取得の参考にしていただければと思います。
PMP(Project Management Professional)合格方法
PMP(Project Management Professional)は一定以上のプロジェクトマネジメント能力を保有している事を証明する国際的な資格で、転職や昇進のみならず実業務でも有効に利用できる高度難易度資格です。PMPを取得する事は、社会的にも一定のブランド力を発揮できる為、個人で取得を希望する人や会社から取得を要請される人など取得希望者の多い資格でもあります。
しかし、PMPは高額な事前研修や英語のプロジェクト経験の提出、4時間にも及ぶ高難易度の試験を全て通過しなければならず、簡単に取得できるとは言い難い資格でもあります。
筆者も取得まで非常に苦労した為、他のPMP取得希望者の参考になれればと思い、筆者の経験や合格までに収集した情報を本記事にまとめました。是非、本記事を参考にして頂ければと思います。
- PMPとは
- PMP取得までの一連の流れ
- PM研修の効果的な受講方法
- PM Experience(プロジェクトマネジメント経験)の記載方法
- PMP合格のための勉強方法
- 筆者の勉強方法
- 本ページについて
- 書籍紹介
PMPとは
PMP(project management professional)とはプロジェクトマネジメントの標準策定や資格認定などを行っている組織であるPMI(Project Management Institute)が認定しているプロジェクトマネジメントのプロフェッショナルである事を証明する為の国際資格です。PMPを取得する事で、プロジェクトマネジメントの専門知識を有している事が国際的に証明され昇進や転職以外にも実務や様々な人からの評価向上にも役に立ちます。PMPに合格する為には、実務経験、研修、試験を一定のレベル以上でクリアする必要があり、取得難易度の高い資格となります。本サイトは実際のPMP取得者が実体験に基づき合格までの方法を事細かに記載しています。
※情報処理試験のプロジェクトマネージャ試験(PM)とは異なる資格ですので、ご注意ください。
PMP取得までの一連の流れ
PMP取得までには勉強とは別に3つのステップをクリアする必要があります。
ステップ1はPMP受験に必要な研修(PM研修)を受講する事です。PMPの受験にはPMIに申請可能な35時間以上の研修を受講する必要があり、もし受講せずにPMPの受験申請を行った場合にステップ2の申請の際に監査に引っかかる可能性があります。この研修は国内ではPMP Boot Campと呼ばれていたりします。PMPの受験には必ず受講証明書が貰える研修を受講するようにしましょう。もし、受講証明書が貰えるか分からない場合は必ず受講前に講座を開催する会社に問い合わせましょう。
ステップ2では、PMIに受験者情報の申請を行います。PMIに申請する情報は様々な試験でも入力するような氏名や住所や電話番号などの個人情報に加えて、プロジェクトマネジメント経験をWebから入力する必要があります。プロジェクトマネジメント経験の入力にはいつくか気を付けなければならない点があり、安易に記載し監査に引っかかりPMPが受験出来なくなる場合があるので、記載方法を事前にしっかりと理解しておく必要があります。本サイトではプロジェクトマネジメント経験の記載方法も解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
ステップ3はPMPの試験を受験し合格する事です。PMPの試験は4時間で200問を解くという大変な試験です。また試験料は555ドル(1ドル110円計算で約6万円)と高額なため、3回まで再試験する事が可能とは言えお財布的にも厳しい試験となります。多くの方は一発合格したいと考えていると思いますので、本サイトの勉強方法もぜひ参考にして頂ければと思います。
余談ですが、筆者はPMBOK第5版の際に受験し全てのセクションでAbove Target(全てのセクションで高得点)を取得していますので、しっかりと合格したい方は参考になると思います。
PM研修の効果的な受講方法
PMP受講に必要な研修としてPM研修があります。PM研修は国内の研修会社ではPMP Boot Campという研修名で販売されている事が多いです。このPM研修の内容は多くの場合、PMP試験対策用の研修になっている場合が多く、プロジェクトマネージャーとしての能力向上のための研修では無い場合があります。PM研修をプロジェクトマネジメントを軽く学習に行こうと考えて受講すると、あまり実務に役に立たない研修を受けたように感じてしまうかも知れません。一方で、PMPを合格する為に受講するならば非常に重要な研修となるので、PM研修はしっかりと受講する事が望ましいです。
PM研修の効果的な受講方法は3点です。
- PMBOKの事前学習を一通りしておく事
- 研修中は重要ポイントを後で学習し直せるようにメモを優先する事
- 聞き逃した重要ポイントは必ず質問する事
PMPの試験は10時間や20時間勉強するだけで受かるような簡単な試験と思わない方が良いです。PMPの合格のために必要とされる目安時間は100時間以上と言われています。このため、研修では理解も大事ですが、一番大事なポイントは後日見返した際に復習しやすいノートや教科書になっているようにメモを取る事です。受講のスタンスとしては後日しっかり勉強する為に研修の中身を残すようにする事です。また、事前学習をせずにPM研修に臨むと詰め込む内容が多すぎて、研修途中で頭がパンクしてぼーっとしている時間が多くなってしまうかも知れません。このため、PMPの参考書を一通り読む程度はしておき、研修時はしっかりと講師の発言内容を理解しながらメモを取れるようにしておくと良いでしょう。
注意点としては、PM研修では最終日に受講証明書が渡されるはずですので、次の受験申請の際に必要となるので必ず持ち帰るようにしましょう。
PM Experience(プロジェクトマネジメント経験)の記載方法
PMPの受験前にはPMIに受験者情報を申請する必要があります。この受験者情報の中には、EducationとしてPM研修の情報やPM Experienceとして経験してきたプロジェクト情報を記入する必要があります。これらの情報をPMIのサイト(米国本社のサイト)にログインし入力する必要があります。PMIのサイトは以下となります。
PMI | Project Management Institute
全て英語の為、入力の際は最新の注意を払いましょう。まず、PMIのサイトからログインのアカウントを作成しましょう。アカウント作成後にPMPの受験者情報を入力していきます。その際は、PMIのサイトにログインし、Certificationsタブの中からProject Management Professional (PMP)®を選択し、APPLY NOWをクリックしましょう。そこから、受験者情報を入力しましょう。個人情報の入力方法は、丁寧なPM研修ならば教えてくれるはずです。
PM Experienceの入力内容は大きく3点です。
- プロジェクトのテーマ
- プロジェクトマネジメント業務の時間
- プロジェクトマネジメント業務の詳細説明
プロジェクトは期限があり、ユニークな業務であれば良いので、プロジェクト人数が2人~3人でもプロジェクトと呼べます。また、プロジェクト開発費用の過多は気にせずに記載出来ます。プロジェクトは複数案件記載可能なので、いっぱいアピールしようと多く書きすぎると、逆にミスが発生してPMIから監査という形で質問され大変な事になるかも知れません。可能であれば小規模でも構わないので長期間の(プロジェクトマネジメントの業務時間を稼げる)プロジェクトを選択し記載していく事が戦略的と言えます。
1.プロジェクトテーマの記載方法
プロジェクトテーマは自身がマネジメントしたプロジェクトを端的に記載すれば良いです。例えば、『ショッピングサイトの新設』や『顧客データの管理データベース開発』などです。わざわざ『〇〇〇社のショッピングサイトの新設』や『〇〇〇病院の顧客データの管理データベース開発』などと客先情報を記載する必要はありません。
2.プロジェクトマネジメント業務の時間
実際にマネジメント業務に携わった時間を、PMBOKの5つのプロセスの中でどのプロセスに従事したのか従事した時間を入力します。このプロジェクトマネジメント業務の時間を入力する際には注意が必要です。
- 各プロセス全ての時間を計上する
- プロジェクトマネジメント業務の詳細説明で記載したプロセスに関係ないプロセスに計上しない
- 立上げプロセスや終結プロセスの時間が多すぎない
まずは、複数のプロジェクト説明を記載する人は各プロセスの時間がしっかり計上されているか確認してください。次に、プロジェクトマネジメント業務の詳細説明でプロジェクト憲章の作成を記載しているにも関わらず立ち上げプロセスの時間を計上していないというような概要と計上時間がちぐはぐにならないように見直しましょう。また、立上げプロセスや終結プロセスの知識エリアは他のプロセスと比べて少なく、マネジメントに掛かる時間も少ないと予想されるので、終結プロセスの方がプロジェクト実行の時間よりも多いというような疑問視されるような時間計上の仕方は避けた方が良いでしょう。
3.プロジェクトマネジメント業務の詳細説明
自身のプロジェクトマネジメント業務の詳細説明は英語で300文字~550文字で記載する必要があります。英語で550文字と聞くと心配になる人もいるかも知れませんが、必須の記載事項と書き方を理解していれば550文字ですら少なく感じてきますので安心してください。
まず、記載内容は3点です。
- プロジェクト目的・概要(Project Purpose・Overview)
- マネジメントの成果物(Deliverable)
- 結果・役割(Results・role)
1.プロジェクト目的・概要
プロジェクトの実施理由やどんなプロジェクトを実施したのか簡潔に記載します。例えば、『ショッピングサイトの新設』テーマに合わせるならば、『顧客の要望に合わせたショッピングサイトのシステムを開発する事』または、『顧客の要望に合わせて、ショッピングサイトに必要なプログラム、装置を導入した』なども良いかも知れません。どちらにせよ、しっかりとどんなプロジェクトなのか分かるように記載する必要があります。
2.成果物
PMBOKの用語を用いて、どんな成果物を作成したのか記載します。例えば、『WBS、プロジェクト・スケジュール、プロジェクト資金要求事項』などです。どれもPMBOKのアウトプットに記載されている内容を記載する事が無難でしょう。PMBOKの英語表記が分からない方はネットで調べても良いですし、PMBOKガイドを購入しても良いでしょう。他サイトでは、リアル感を出す為に自分の言葉で書くべきと記載もありますが、必須条件はPMIが考えるマネジメントの成果物になっているかです。リアル感を出す為に意味不明な成果物を書くくらいであれば、しっかりとPMBOKに載っている表現に合わせておく方が誤解が減るはずです。
3.結果・役割
結果・役割ではプロジェクトマネージャーとして実施した内容をPMBOKの用語に合わせて記載します。この際に、成果物では書ききれなかった内容も若干追加しても良いでしょう。この部分の記載内容としては、『スケジュール、コスト、品質の管理』や『ステークホルダー特定』などPMBOKの用語で実施内容を記載出来たら無難でしょう。
プロジェクトマネジメント業務の詳細説明で重要なポイントは3点です。
- マネジメント(管理)以外の事は書かない
- マネジメント実施時間で計上した各プロセスに対する成果物と結果がある事
- PMBOKに載っている言葉で書く
これらをしっかりと意識して記載出来ていれば記載内容がおかしくて監査の電話が掛かってくるようなケースは減るのではないでしょうか。
また、結果として目的の達成が分かる内容の記載も欲しいところです。
PMP合格のための勉強方法
PMP合格のための勉強方法として意識する事は3点です。
- 勉強時間
- PMBOKの理解
- 実問題集での訓練
勉強時間について
PMP合格に必要とされる勉強時間は最低100時間と言われています。ただ、実際のところは個人差があり、プロジェクトマネジメント経験が豊富でしっかりPMBOKを意識したマネジメント業務をしている場合は、40時間程度で合格したという人もいるようです。ただ、PMBOKを知らなかったり、マネジメント業務の経験が浅い場合は100時間でも少し不安を感じる数字となります。もし、PMBOKを知らなかったという方が一から勉強するならば、125時間以上は時間を確保するようにスケジュールを組む事をお勧めします。
また、学習スケジュールですが、平日あまり時間が取れない人や土日集中して勉強するのが苦手という方は極力数か月前から学習する事が望ましいです。半年前から学習しだした場合、平日30分、土日2時間計算で5カ月前から学習を始めたら125時間は余裕で突破出来るようになります。4カ月前からでも試験前にしっかり集中して学習に取り組むことが出来れば125時間は学習できるでしょう。
PMP学習のスケジュールは試験受験までの業務の忙しさやプライベートの忙しさを考慮してスケジュールを組むようにしましょう。
PMBOKの理解
数年前のPMP試験はPMBOKを暗記しているだけでも合格出来ると言われていましたが、最近の傾向としては理解を問われる問題が多いと言われており、PMBOKの暗記に加えて理解も必要となります。必ず、各プロセス間の関連性を意識して学習してください。可能であれば、プロセス関連図として、関連プロセスのインプットとアウトプットを図に描いて学習すると理解が深まるので良いです。
問題集での訓練
PMBOKの暗記・理解だけでは解けないPMP特有の問題があるので、必ず複数の問題集を繰り返し解いて問題慣れしてください。また、分からなかった問題は分からなかった理由を明確にしておくことようにしましょう。本番の試験で類似問題が出た際に、問題集で解いているはずだが、答えを一つに絞れないという場合が多発するでしょう。極力問題集で分からなかった問題は問題集の解説を元に参考書でも調べて理解をするようにしてください。
筆者の勉強方法
[勉強時間]
トータル勉強時間:約120~125時間
筆者は2017年の9月頭に受験で、実際に学習を始めたのが4月からになります。
このため、実質5カ月程度の学習期間となりました。また、学習の軌跡としては、以下のような勉強時間で学習を進めました。
4月:10時間
5月:20時間
6月:20時間
7月:20時間
8月:35時間
9月:15時間
直前1週間は追い込みで学習時間を増やしました。ただ、数か月前はだいたい1時間未満程度で学習しました。もう少し密度濃く学習する事が出来ればトータル勉強時間は100時間未満でも合格出来るかも知れませんが、しっかりと一発合格したい人はしっかりスケジュールを立てて余裕を持った学習計画を立てる事をおすすめします。
[勉強内容]
- PMPパーフェクトマスター:2周
- PMP虎の巻:1周
- グローバルナレッジの研修で貰った紙の問題集:2周
- グローバルナレッジのASP問題集:3周
- グローバルナレッジの教科書:2周+上記問題集の復習の際に参照
- プロセス関連図作成:自分で理解した内容をノートに関連図としてまとめた
[勉強方法]
各種参考書の読書はスマホのストップウォッチ機能を利用して、時間を計りながら実施しました。また、通勤の電車の中で15分程度の少ない時間でも時間を計り読書していました。また、問題集の実施は自宅や最寄りのカフェでスマホで時間を計りながら実施しました。プロセス関連図の作成では、理解が進んだタイミングで都度実施しまし、各プロセスの関連性を理解するように努めました。
ちなみに、証拠として筆者のPMPの点数を以下に載せておきます。
筆者と同程度学習すれば、安全にPMP合格出来ると予想できます。
本ページについて
本ページは筆者のPMP受験の経験に基づく情報を記載しております。本ページの趣旨は読者の皆様のPMP合格を応援する位置づけとなります。本ページは執筆者が受験時の情報となり、一部古い情報が記載されている可能性があります。必ずしも合格を保証するものではありません。また、PMPの研修やPMIへの受験申請、PMP受験に関わる一切の責任は本サイト(筆者)では負いませんのでご了承下さい。皆様のPMP合格の参考になれれば幸いです。
書籍紹介
PMPホルダーになって気付いた仕事を成功させるためのリーダーの要件
こんばんは。
PMPホルダーのひすいです。
最近PMPホルダーになって気付いた事は、多くのリーダーと呼ばれている人達や現場を管理する人達はマネジメントの基礎を分かっていないと言うことです。
今回はPMPホルダーになって気付いた仕事を成功させるために大切な事を紹介したいと思います。
多くのリーダーはマネジメントについてアマチュア?
PMPホルダーなら誰でも分かっている事ですが、プロジェクト(案件)を始める時は必ずプロジェクト憲章が必要になります。プロジェクト憲章とは、プロジェクトの概要や目標やプロジェクトの対象範囲や前提条件などを記載した資料のことです。
プロジェクト憲章が無いのにプロジェクトが始められません。
しかし、多くのリーダーや現場管理者達はプロジェクト憲章なしで案件を開始しようとしてしまいます。
また、これもPMPホルダーならば誰でも分かるような内容ですが、プロジェクトの計画段階ではプロジェクトの作業範囲を具体化してからスケジュールを経て、そこからコストを見積もっていきます。
しかし、失敗するリーダーは作業範囲不明確なままスケジュールを立て、曖昧なスケジュールからコストを見積もる事で計画時よりも大幅な人件費が必要になってしまったりしまいます。
マネジメントに関する教育は必要
多くの社会人は新入社員研修で社会人マナーを教わる事で、マナーのある職場が保たれてるはずです。
エンジニア職では、業務に関係する資格取得の研修を受ける事でエンジニアとして必要なスキルが身に付き、業務を円滑に進められるはずです。
このように、社員を教育することで質の高い仕事が遂行され、結果もついてくるというものです。
しかし、プロジェクトマネージャー(案件リーダーも含む)に関する教育がしっかりされていない現場が多いように思えます。このため、案件概要説明資料のないままお客さんに言われるがまま仕事に着手してしまい、後々になりスケジュール遅延やコスト超過を起こす事態になってしまいます。
PMPは現場じゃ役に立たないのでは?
僕がPMPを取得する前に客先の課長から「PMBOKなんて現場じゃ役に立たないけどね。」と言われた事があります。
※PMBOKはプロジェクトマネジメントに関する知識体系の事です。
これは半分正解で半分間違えだと思っています。
正解の部分は、プロジェクトをマネジメントする能力だけではプロジェクトは成功しないからです。例えば、高度なネットワークの知識を要する開発案件で、CCNA学習中のネットワークの知識に乏しいメンバーのみで開発が成功する事は難しいでしょう。そういう意味では、実際の現場ではPMPホルダーだけではプロジェクトは成功しません。
誤りの部分については、PMBOKは知識体系なだけであってPMBOKを理解しないと意味がありません。そういう意味では、最近のPMPの試験は理解が問われる問題が多いので、PMPになっている人はPMBOKがある程度理解している人材です。
そして、PMBOKを理解し現場でしっかり使えれば、より安定して質の高い結果を残せるようになるでしょう。
また、最近のPMPはPMBOKの知識体系に限らず、マネージャーとして必要とされるプロとしての責任や社会的責任についての理解も必要とされています。
つまり、よりプロジェクトを成功に導きやすくすることが出来るという事です。
仕事を成功させるためのリーダーの要件
仕事をする上で大切な事として、案件リーダーや現場管理人はマネジメントに関するしっかりした教育を受けることで、案件を安定して成功に導くことが出来るようになります。ただ、実際にマネジメントに関する教育に会社はお金を割く事はなかなかしないでしょう。なので、自発的にマネジメントの学習をする必要があるのではないでしょうか。PMPは取得までに研修・受験料などで数十万円する高額な資格なので、取得しなくても良いと思いますが、プロジェクトマネジメントに関して一度体系的に学ぶ事は案件を成功させるリーダーの要件だと思います。手軽に学び始める事が出来る方法は情報処理試験のプロジェクトマネージャー試験の学習をする事ではないでしょうか。
コラム
少し得意げに記事を書いてしまいましたが、実際に僕はいくつかの案件のリーダーをしてきましたが、何度か失敗をしてきました。それこそ、リーダーとして当たり前な事も出来ていなかったりしました。なので、知識があっても実践で出来るかどうかは別問題と言う事は百も承知です。
しかし、マネジメントについて知識が乏しい状態でリーダーになるよりもマネジメントに関する知識がある状態でリーダーになった方が長期的に見たら多くの案件を成功に導きやすいと思います。
そんな訳で、今回の記事はリーダーにはプロジェクトマネジメントをぜひ勉強してもらいたいという気持ちで書いてみました。
え?もっと具体的な事を書いてくれると期待していた?
いぇいぇ、こういう大局的な記事も必要だと思うんです!
資格取得の良し悪し(SE投資家の悩み)
こんばんは。
ひすいです。
皆さん資格取得は頑張っていますか?
僕は頑張っていませんw
ご存知の方もいるかも知れませんが、僕は結構な数の資格を取得しており、既に資格取得に関してはそこまで力を入れなくても、上位資格取得者になっているのです。
具体的には、CCIEやLPICレベル3やPMPや応用情報技術者などです。
そんな上位資格取得者ならば、資格に関して悩む事なんて無いだろうと思う方も多いのではないでしょうか?
実はそんなこと無いのです!!
ベンダー系の高難易度資格を保有している人には、資格保有者特有の悩みがあるのです。
高難易度資格保有者の悩みとは?
それは、資格更新の為の勉強です。
一度は取得した資格ですが、ベンダー系の資格は定期的に資格更新を行わなければなりません。
この為、再度勉強し直す必要があるのです。
一度、勉強した事ある内容だから、更新は楽なんじゃないの?と思う方もいるでしょう。
実はそうでも無いのです。
ベンダー系の資格は常に新しい内容が試験内容に追加されるので、新内容は一から勉強する必要があります。
また、以前から弱点だった分野は時間の経過と共に以前よりも理解が浅くなっているので、より勉強する必要があるのです。
こんな感じで、資格取得前のモチベーション最高の時よりも遥かに低いモチベーションで、資格取得前のと同じくらいの勉強が必要となり非常に辛いのです。
一方で、定期的に資格更新のために勉強しなければならないので、更新の勉強をする度に知識が定着する事はメリットだと思います。
ベンダー系資格は更新が大変
そんな訳でベンダー系の資格は更新が大変です。そして、現状の僕としては自己投資よりも、株式投資や不動産投資の勉強に力を入れたいと言う気持ちが強いのです。
上位資格を取得する事は仕事や転職する上では非常に良い事だと思いますが、闇雲に取りまくると更新が大変になります。
いつでもバランスが大事と言う事ですね。
定年退職から考える投資の開始タイミング
我々の人生は有限です。限りある人生の中で、如何に効率的にお金を稼ぐかは人生の重大な課題の一つです。
今回は限りある時間を有効活用する為の方法として、いつまでに資格勉強をして、いつから投資を始める事が望ましかと言う課題の解決法を紹介します。
勉強・資格取得は30代前半まで
最近の日本では大学教育を終えてから社会人になる人が多いです。この為、22歳までは教育期間で資産は支出が大半を占めます。また、社会人になっても、即戦力とはならず、仕事に必要なスキル取得やビジネススキルは中堅社員となる30代までに培います。この為、30歳までは自己投資の為の支出が多いです。
一方で、定年退職は65歳で、定年退職までには自己投資の支出以上の稼ぎを得られなければ、自己投資を金額換算すると損となります。
このため、65歳の折り返し地点である30代前半までには自己投資である勉強や資格取得に目途を付けて、それからは利益を追求する事を視野に入れて行動するとリターンが上昇するのではないでしょうか。
資格勉強よりも投資の勉強をしよう
昨年有名となったトマ・ピケティの法則から、仕事で得られるお金より投資で得られるお金の方が多い事が判明しています。
また、仕事で稼げるお金は定年退職までですが、投資から得られる利益は自身が生きている間永遠と得ることができます。
このため、先ほどの話で定年退職までの折り返し年齢になったならば、経済的な余裕を得る為に投資を勉強する方が将来的な豊かさを得られやすいです。
投資の王道の長期投資は早く始める程有利
投資の王道は長期投資となります。また、最も無難に利益を上げる事が出来るのはバイ&ホールドと言われており、一度購入した金融商品を生涯持ち続ける事が良いとされています。
しかし、投資に対する学習不足や経験不足、忍耐力不足で目先の利益やワクワク感などを優先し少額の利益しか得られなかったり、損を被る事もあるものが投資です。
そこで、先ほどの定年退職までの折り返し年齢になった人は、将来の裕福を得るために投資の学習を始めた方が良いでしょう。
投資も仕事と同じで初めからうまく成果を上げられるものではありませんので、少しずつ将来の為に投資を始めていく事が成功法則なのではないでしょうか。
まとめ
資格勉強は仕事のスキルを磨くためには重要ですが、自分の将来の豊かさを手に入れる為には、投資の学習や実践に力を入れる事が大事でしょう。
投資の王道は長期投資の為、投資は早く始めた方が有利ですが、仕事人生の折り返し地点である30歳前半になったらば、仕事が忙しくても少しずつ投資を始める事が将来の豊かさを得る為の秘訣になるのではないでしょうか。
コラム
僕はCCIE、LPIC、PMP、応用情報処理技術者など様々な技術資格を取得してきました。しかし、資格による利益を得られる期間は数年~十数年ですが、投資による利益は一生だと知ってからは、投資の方が重要だと考えるようになりました。
ただ、所得から得られる利益も重要なため、先ほどの仕事人生の折り返し地点までは資格取得など仕事に必要な勉強も頑張ろうと考えていますが、30代からは投資に注力しようと考えています。
実際に、最初のステップとして投資の分野で新たな学習・経験を積む事を始めて、将来の豊かさを享受できるように努力を始めました。
人生は有限なので、より効率的に豊かに過ごせる方が、より人生を楽しめると言うものですね。
語呂合わせで覚える確定拠出年金の限度額
確定拠出年金は、社労士の試験における肝です。法改正で答えが変わるため、短期間で暗記をしなければなりません。1つの方法として取られているのが、加入者で異なる拠出限度額の語呂合わせで覚える方法です。
確定拠出年金の法改正
確定拠出年金は2017年1月1日に法改正されて、拠出限度額や加入への条件が変わりました。社会保険労務士を志す人々は、試験に頭を悩ませています。
法改正のきっかけは、利用者の増加でした。2016年4月時点で企業型確定拠出年金の加入者は約578万人、個人型確定拠出年金の加入者は約26万人に達し、多様化したライフプランに対応できる制度への変更が望まれていました。個人型企業確定拠出年金がより広く普及するよう制度が改正されて、自営業者や会社員以外に専業主婦など、20歳以上60歳未満の国民年金保険加入者のほとんどが利用できるようになっています。
社会保険労務士になるための試験
社労士とも呼ばれる社会保険労務士は、確定申告や就業規則など、書類の作成を通して就労者の義務と権利をフォローする、労働社会保険諸法令を取り扱う国家資格者です。
2017年11月10日に厚生労働省より、第49回社会保険労務士試験の受験者は3万8685人、合格率は6.8%と発表されました。大学や短期大学、高等専門学校の卒業に限らず、社会保険労務士の業務の補助に携わるなど、13ある条件のいずれかに該当すれば社会保険労務士試験の受験資格を得られます。
拠出額は語呂合わせで覚える
社会保険労務士試験を受験する人々は、確定拠出年金の限度額を語呂合わせで覚えるという手法を取っています。
2017年現在、企業型の企業年金加入者は5万5000円、企業年金非加入者は2万7500円です。0を抜くと5万5000円はこそあど言葉のここ、2万7500円はつなごう、と言葉にすることができます。個人型では自営業者など第1号被保険者は6万8000円でロバ、企業年金未実施の会社員と専業主婦(夫)は2万3000円で兄さん、と読めることから、拠出限度額の語呂合わせは、ここまで繋ごうロバの兄さんで覚えることができます。
まとめ
確定拠出年金は様々なライフスタイルに合わせることで、世間へ広まることを目指しています。法改正によって確定拠出年金に馴染みやすくなる一方、職業として専門的に携わることになれば変更の都度覚えなければいけません。語呂合わせは連想させることで覚えやすく、思い出しやすい鉄板の記憶方法です。
【PMP Application】 PM Experience(プロジェクトマネジメント経験)の記載方法
「PMPの監査に引っかたらどうしよう?」
PMP受験者の多くが、この様な不安を抱えている事と思います。
今日は筆者がPMPのApplication(特にPM Experience)を無事に通過する為のノウハウを紹介します。
PM Experience記載方法
PM Experienceとは、プロジェクト経験の事で今まで自分が経験したプロジェクト経験をPMIに理解してもらうために記載するものです。
記載内容は以下になります。
- プロジェクトのテーマ
- プロジェクトマネジメント業務の時間
- プロジェクトマネジメント業務の概要説明
1.プロジェクトのテーマ
テーマは自分がマネジメントしたプロジェクトを端的に一言で表せれば良いと思います。
例を出すと、『新Webサーバの導入』や『ネットワーク装置の入れ替え』や『新システム導入に伴う機能確認』などでしょうか。
固有名詞はわざわざ出さなくても問題ないです。
※僕が実際に利用したテーマではないですが、上記のような感じです。
2.プロジェクトマネジメント業務の時間
マネジメントの時間は立ち上げ、計画、実行、監視・コントロール、終結に自分が実施したマネジメントに合わせて時間を計上します。
ここで、大事なの事は各プロセス全ての時間を計上している必要がある事です。
これは、複数のプロジェクトの合算で問題ないです。
例えば、プロジェクトAでは立ち上げ100時間、計画500時間でプロジェクトBでは実行3000時間、監視・コントロール1500時間、終結100時間でも問題ないです。
3.プロジェクトマネジメント業務の概要説明
概要説明は300文字~550文字でそんなに書けるか心配になるかも知れませんが、実際は550文字でも足らなくなりやすいので安心ください。
まず以下の内容を書く事が求められています。
- プロジェクト目的
- 成果物
- 結果(どんな事をしたか)
概要説明で大事なことは以下の3点です。
- マネジメント(管理)以外の事は書かない
- マネジメント実施時間で計上した各プロセスに対する成果物と結果がある事
- PMBOKに載っている言葉で書く
(1)マネジメント(管理)以外の事は書かない
例えば、管理業務以外としてプログラミング、システム開発をしていたとしても、管理業務以外の内容は書いても意味がありません。逆に、管理以外の内容を書くとプロジェクトマネジメントの業務が分かっていないとみなされて、監査に引っかかったり、プロジェクト経験の記載文章がPMIで受理されず、Applicationを通過出来ない可能性があります。
(2)マネジメント実施時間で計上した各プロセスに対する成果物と結果がある事
注意点としては、計上したプロセスに対する成果物は必ず記載する事と、計上していないプロセスに対する成果物は記載しない事です。
例えば、終結をマネジメント実施時間に計上したならば、「調達終結」や「プロジェクトやフェーズの終結」に関するITOが必要となります。
また、プロジェクトの立ち上げに時間を計上していないのに、プロジェクト憲章作成を記載したらPMPとしては理解不十分として扱われてしまうでしょう。
(3)PMBOKに載っている言葉で書く
成果物の具体例としてはこんな感じで書きます。
「プロジェクトマネジメント計画書、補助計画書など」
これを英語で記載すると、
「Project management plan and an Auxiliary plan , etc...」
という形で書きます。
この他にも具体的に記載することが望ましいですが、そこは字数との相談です。
結果の具体例であればこんな感じで書きます。
「スケジュール、コストの管理を実施」
これを英語で記載すると
「Schedule, cost, management」
となります。
こんな感じで代表的な成果物や実施内容(結果)を記載して、計上したプロセスに対して辻褄が合うように記載していくとあっという間に550文字になります。
まとめ
どうでしたか?少しはPM Experienceの書き方の参考になりましたでしょうか。
実例も含めて記載方法を紹介したので、かなり書きやすくなったのではないでしょうか。
PMPは合格するまで長い道のりですが、一つ一つの課題をクリアしてPMP取得を目指していきたいところですね。
併せて読みたい記事
【資格合格記】PMP合格しました!! 2017年
こんばんは。
ひすいです。
最近全くもって更新していませんでしたが、実はPMPの勉強していました。
2週間くらいPMPの勉強だけに時間を注ぎました。
本当に辛かったです。。。
そんな訳で、今回のPMP合格までの試験対策法や勉強内容などを紹介したいと思います。
PMPの試験対策
今回はLPICのように完全合格できます系の問題集を丸暗記ではなく、完全実力で合格に至りました。
と言うのも、実は完全合格系の問題集はあるらしいのですが、PMPの場合は和訳されているものがなく(見つからなく)問題数も900問以上と想像を絶する大変さだと分かり、完全合格系問題集に手を出しませんでした。
※実際に完全合格系の問題集を検索しだしたのが2週間前くらいでして、そこから900問暗記は無理だと思い、やめました。
また、僕の周りのPMPホルダーは全員実力合格をしているとの事だったのですが、勉強時間や勉強内容を聞く限り僕より勉強しているように思えなかったので、なんとかなるだろうと思ったのです。
PMPの学習内容
僕はPMP受験までに勉強した内容は以下です。
- PMPパーフェクトマスター:2周
- PMP虎の巻:1周
- グローバルナレッジの研修で貰った紙の問題集:2周
- グローバルナレッジのASP問題集:3周
- グローバルナレッジの教科書:2周+上記問題集の復習の際に参照
- プロセス関連図作成:自分で理解した内容をノートに関連図としてまとめた
勉強時間としては125時間はしたと思います。
※100時間までは毎月学習履歴を付けていました。残りの25時間は試験2週間前
※学習履歴の付け方としては、スマホのストップウォッチで本を開いたタイミングから計測し本を閉じたタイミングまでを計測しました。
※学習時間の長さはみっちり時間を取れる時は1時間くらいで、通勤時間の場合は10分~20分程度の短い間隔でストップウォッチで測定しました。
PMPの試験結果
結果:Pass
点数:Above Target
全セクション: Above Target
※PMPの試験では、試験の点数は〇〇点とならず、4段階評価になるようです。
下から、「Needs Improvement」、「Below Target」、「Target」、「Above Target」となります。トータルの評価として、Target以上であればPass(合格)となるようです。
僕の結果は全セクションAbove Targetだったので、なかなか良い結果だったのではないかと思ってます。
試験勉強の苦悩
今回の試験はLPICと違って、丸暗記すれば合格できるという保証のない試験だったので、常にFailの不安が付きまとっていました。
これを覚えていれば受かるという明確なゴールが無かったので、合格者達の声を頼りにたぶんこれくらい勉強すれば受かるだろう的なぼんやりとしたゴールに向かって突き進まなければならない事がモチベーションを維持するのに非常に辛かったです。
しかも、受験料も6万円以上と高額なので一度でも落とすとしゃれにならない痛手なわけです。
それでも、挫折しなかったのは、設定したゴールを一つ一つクリアして少ないながらも自信を付けてきたからでしょう。
ぼくの場合は、試験中も落ちるんじゃないかと不安でした。
その分、受かったときは、プロメトリックの試験室でガッツポーズをしてしまいました。。。
試験に受かる為には
今回の受験でPMP受験で試験に合格するのに大事だと思った事があります。
それは、〇〇すれば合格出来るという明確なゴールを手に入れる事です。
今回であれば、PMPに受かるには最低100時間の勉強時間が必要とネットで見ていました。125時間勉強していれば、だいぶ受かりやすいという記事をどこかで見ました。
そんな訳で、僕は数か月前からPMPの勉強を始め、トータルで125時間以上は勉強しました。これは一つの自信でした。
また、PMPの合格者の声でプロセス関連図を自分でまとめて理解すると受かりやすいという事を聞き、自分でプロセス関連図をまとめて各プロセスのITOの理解や暗記をしました。
これも一つの自信になりました。
これらの自信を持つための学習をすることで、自分はここまでしたら受かる状態になると思える訳です。
そんな訳で、まずは受かる状況はどんな状況なのか知り、それを自分もクリアすればかなり高い確率でその状況になれ、試験に受かりやすくなると思います。
この記事を読んでいるPMP学習者はこの記事を熟読してもらい、同じように勉強してもらえたら、かなりの確率で僕と同じレベルになれると思います。
そんな訳で、PMP合格報告でした。
併せて読みたい記事
参考書籍
貧乏な金持ち セミリタイアに潜む罠
皆さんは貧乏な金持ちを目指していませんか?
貧乏なのに金持ちってなんだ?と思う人が殆んどでしょう。
そんな人は最後まで読んでみて下さい。
貧乏な金持ちの話
最近は投資をする若者が増えてきている様です。バブル崩壊の話を親から聞き、就職氷河期を体験した世代は物を買わずに、貯蓄に励む傾向があります。
そんな貯蓄世代も数年働き、貯蓄額が数百万になってきて、お金を寝かせるだけではなく、動かしてみようと投資を始めているようです。
そして、投資を始めコツコツと資産を貯めていくと、不思議と働かないでもいい生き方を望むようになる人がいます。
彼らはアーリーリタイアやセミリタイアと言った早期に会社員生活を辞め、従業員時代に築いた資産を頼りに生きていきます。
その額は人によって様々ですが、3000万円の人もいれば、1億円の人もいます。
そして、実際にセミリタイアした人達は資産を取り崩し、節約を心がけながら生活していきます。
ただ、早くにリタイアする事で、老後にリタイアするよりも多くの趣味を楽しむ事が可能となり、その気ままな生活を楽しむ人が多い様です。
このアーリーリタイアやセミリタイアを目指す若者が増えている訳ですが、彼らは時間的な自由を手に入れるために資産運用を行い、節約しながら生きていきます。
そして、アーリーリタイアやセミリタイアした人達は、築いた資産の中で節約しながら生きていきます。
これって、生活は貧乏なままだけど、資産的には金持ちと言う状態ではないでしょうか?
貧乏な金持ちの幸せ
皆さんは貧乏な生活でも、自由な時間があれば良いと思いますか?
会社員であれば、業務時間に縛られ、規則に縛られ、社内の人間関係を気にして生きて行くと人が多い中、仕事をしなくても経済的に生きて行く事が出来ると言う事は非常に魅力的に感じる事でしょう。
なにせ、業務時間に縛られず自由に生活でき、規則に縛られず自由な服装、髪型、やり方で良く、仕事の出来ない上司にハンコを押してもらうために何時間もかけプレゼン資料を作る事もありません。
好きな時に起きて、保有資産内であれば好きな料理を食べ、好きな場所に行って、適当なタイミングで寝ると言う、ぐーたらな人にとっては最高の人生を味わえるでしょう。
楽な人生を歩むだけで、満足ならばそれでも良いでしょうが、経済的なより大きな自由や様々な人を従わせる地位や多くの人からの信頼を得たいとは思いませんか?
※教材の斡旋サイトでは無いので、ご安心を。笑
人生の幸せは人それぞれです。
自分の自由だけ手に入れば、満足できる人は貧乏な金持ちを目指すべきでしょう。
これは、貧乏な金持ちを見下している訳ではありません。
人それぞれの幸せの考え方に合わせて、目先の幸せだけではなく、自分の求めている幸せを手に入れられる様に考え、動いて行くべきだと1つの意見を提示しているだけです。
多くの人は、自分が望む幸せの状態を真剣に考えずに生きています。
なので、現状よりも幸せになれる現実的な解を提示されると、提示された解に向かって進みます。
その1つの例が、会社の昇進でしょう。
皆、昇進する為に一生懸命に働きます。
そして、昇進して得た利益を自分の些細な幸せに使います。
これは、会社から提示されたより幸せになれる構造の1つです。
世の中には、株だけで資産を1億円にする人もいれば、不動産投資で資産を築きながら年収1000万円の人もいます。
幸せの形も様々で、幸せになる方法も様々です。
貧乏な金持ちとは
所謂、セミリタイアで限られた資産内で生活を切り詰める事を本サイトでは、貧乏な金持ちと1つの表現で表しました。
ただ、セミリタイアした人が、貧乏な生活をしているのかと言われたら、セミリタイアブログを見ているとそんな事はありません。
彼らはセミリタイアブログを作り、ブログから得られる収益でより自由な生活を手にしています。
そして、より経済的な自由も手にしています。
裕福な金持ちと貧乏な金持ち
セミリタイアする事で様々な自由が手に入り、さらにそこから自由な事を増やして行く人もいます。
そんな人達を目標にするならば、裕福な金持ちになれるかも知れません。
ただ、セミリタイアと言う時間的な自由のみだけに囚われると、貧乏な金持ちになってしまうかも知れません。
これは、僕がセミリタイアを目指していた際に落ちいった貧乏でもいいからセミリタイアしたいと言う、セミリタイアに潜む罠に嵌らない様にと記載しました。
ここからは、僕の目標になりますが、今はセミリタイアを目指してはいません。
目指す先は、様々な自由を手にした状態になる事です。
例えば、年収一億円アフィリエイターの川島さんの様になりたいと言うのが分かりやすい例でしょう。
彼は仕事はしていますし、毎日メルマガも発行していますが、地球上の様々な場所を転々とする程自由ですし、川島塾と言う形で様々な人に影響も与えています。
本当に凄いと感心しています。
目指すべき先は、貧乏な金持ちでは無く、川島さんの様な裕福な金持ちだと思い、今回の投稿に至ります。
人それぞれの幸せがありますが、出来る事ならばより多くの自由や力を手に入れたいですね。
僕は裕福な金持ちを目指します。
ブログ収益化計画を実施中です。
興味ある方は、読者になって貰えたら、更新記事を逐一読めます。
今からする副業を考えてみた
こんばんは。
ひすいです。
2017年8月現在で、これからすると儲かる副業を考えてみました。
なんでこんなことするかと言うと。。。最近、SEO対策的な記事しか書いてなく、ひすいの思いを一切伝えられていなかったなぁ~と思い、久しぶりに最近の思いを伝えようと思った次第です。
そんなわけで、現在やった方がいいと思う副業を考えてみました。
Youtube動画投稿による広告サービス
今は圧倒的な人気があり、トップYoutuberは数億稼ぐ人がざらです。
そんなYoutube広告ですが、歴史は2011年4月からGoogleアドセンスと連携できるようになり、実際にYoutuberが流行りだしたのは2012年以降です。
ブログが日本国内においては2002年くらいから普及しだした事に比べると10年も最新の広告サービスになります。
つまり、ブログによるアフィリエイトやGoogleアドセンスの参入より、Youtubeの参入の方が楽なのです。
広告サービスの副業ならば、ブログをするよりもYoutubeの方が圧倒的に最新で先駆者になりやすいでしょう。
※これを書きながら、筆者も一生懸命Youtubeでチャネルを作れないか考えてますw
仮想通貨の取引
仮想通貨は既に爆発的に価格を上げていて、BitCoinのような有名どころは天井が見えているかもしれませんが、最新の仮想通貨はまだまだ天井知らずの通貨が多いでしょう。
そして、仮想通貨熱はまだまだ続きそうです。
そんな訳で、グロース株投資をするくらいならば、仮想通貨を取引した方が大幅な値上がりが期待できます。
つい先日も以下のような仮想通貨に関するビックニュースがありました。
「ビットコイン」きょう分裂へ 中国発の新仮想通貨「BCC」誕生 併存で価格乱高下も - 産経ニュース
これにより、仮想通貨のビックウェーブが来るかもしれません。
まだまだ、熱い仮想通貨なので、今からでも取引に参加していれば大きく儲けることができるかもしれません。
ただ、仮想通貨の価格上昇はバブリーな感じがあります。なので、何かしらのタイミングで大幅な下落に転じる可能性を孕んでいると考えられます。
このことを、肝に銘じたうえで取引に臨むことが仮想通貨取引のポイントでしょう。
まとめ
どの時代でも最新の事に挑戦している人にこそ、大きな先駆者の利益が得られるようにできています。
僕は投資信託、株式、ブログなどという旧式の副業を選んでしまっています。
この時点で大幅な利益が見込めないということが容易に予想できます。
つまり、今のまま副業を続けても富裕層は夢のまた夢に終わるでしょう。
よって、現在取り組んでいる旧式の副業は切り捨てor完全に放置して、最新の副業に取り掛かった方がよいという事になります。
※安心してください。ブログは続けていきます。
誰が安心するんだって話ですが、より最新の副業を考えていかなければならないと思っています。
そのなかで僕が目をつけているのはインスタグラムです。
まだ、目をつけているだけの状態なので、これと言った話はできませんが、インスタグラムをしこしこと初めてみようかと思います。
ではでは。
PMP 資格勉強時間 受験対策 2017年7月
こんばんは。
ひすいです。
今月もPMPの勉強時間を公表していこうと思います。
勉強時間
4月:10.5時間
5月:20.25時間
6月:19.25時間
7月:19.25時間(7/29時点)
合計:72.25時間
勉強内容
今月の勉強内容は以下を実施しました。
- PMPパーフェクトマスターの読む
- PMP研修の教材の復習
- PMP研修の練習問題の復習
7月中旬までは先月と同様に教科書の学習です。
7月中旬以降は研修で実施した練習問題の復習してきました。
今までは、教科書の内容を軽く理解しながらプロセスの流れを図示してみたり、各プロセスの役割を復習していましたが、今月からは実際の問題形式でどんどん練習するフェーズに入りました。
勉強方法はいつも通り、昼休みや帰りの時間を利用しました。
今後のスケジュール
4月~7月までは教科書を中心とした理解・暗記だけでしたが、8月はラストスパートという事でビシバシ問題を解いていきます。
それと、毎月20時間を目安に勉強に取り組んできましたが、8月は40時間を目標に学習に取り組みたいと思います。
9月上旬には受験予定なので、それまでに以下を達成したいと思います。
- 合計勉強時間:110時間以上
- 各プロセスの内容:完全理解
- 各プロセスの流れ:8割以上理解
- 計算問題:完全理解
- 研修時に実施した問題集:完全理解
- 研修のオプションで貰えた模擬問題集:完全理解
※一般的にPMP合格までに100時間の勉強が必要と言われています。
8月のお盆休みは妻に事前に勉強時間を貰えるように交渉済みなので、しっかり受験勉強をしようと考えています。
まとめ
残りの時間も無くなってきたので、だんだん緊張感が増してきました。
知り合いのPMP合格者もしっかり勉強していても、受験時は受かるかかなり際どかったと話を聞いているので、LPICのように簡単にはいかないと思いますが、最後まで諦めず目標を一つ一つこなしていきたいと思います。
他のPMP受験者や他資格の学習者の参考になれればと思います。
併せて読みたい記事
PMP audit(監査)には引っかからず セーーーフ!!
こんばんは。
ひすいです。
PMPの監査をスルー出来ました。
PMPの監査スルー
今朝、G-mailを確認したらこんなメールが来ていました。
これで受験資格を得たと捉えて問題なさそうです。
僕は英語が苦手なので、全文英語で記載されると読み解くだけでかなり疲弊してしまうのですが。。。
この前、自己プロフィールとプロジェクトマネジメント経験的なのを英語で書いて提出してからすぐに以下のメールが届いてました。
このタイミングで監査(audit)が入るのようです。
なので、次のフェーズの案内メールが来た時点で安心しています。
※これで、支払い終わって受験日決めた後に監査来たら、泣けますがw
そんな訳で、残すところPMPの壁はテストだけになりました。
8月下旬~9月上旬には受かりたいと思います。
これからは猛勉強していきます。
PMP Applicationについて
ちなみに、監査になるかどうかはPMP Applicationという事前申請後になります。PMP Applicationにて、氏名、住所、連絡先などの個人情報とプロジェクトマネジメント経験を各プロセス合計で大卒は4500時間以上、高卒は7500時間以上となるように経験時間、経験内容を記載します。
注意点
この際に注意点しなければならないことは、プロジェクトマネジメント経験を英語で550文字以内で記載するのですが、プロジェクト作業経験を書くとFailするそうです。
例えば、1万行のプログラムを作成した、現場でかれこれを実施したという管理に関わらない内容を書く事はNGです。
PMPはあくまでもマネジメント(管理)に関する資格なので、マネジメントの内容を記載しないといけません。
そして、マネジメントに関する内容を記載する際は、PMBOKに記載されている書き方に沿って書く事が望ましいです。
例えば、ステークホルダー登録簿を作成したならば、Stakeholder registerと記載しなければいけませんし、WBS作成のツールとして要素分解を使ったならば、Decompositionと記載しなければなりません。
そして、各プロセスの時間を計上したら、計上したプロセスの内容に関連する記載が必要です。
例えば、立ち上げプロセスの時間を例えば100時間計上しているのに、立ち上げプロセスに関する内容が一つも無い事も問題です。
立ち上げプロセスと言ったらプロジェクト憲章作成とステークホルダー特定しかありませんが、上記2つのプロセスに関する記述が一つも無いのはおかしいとなります。
なので、Project CharterやStakeholder analysisなどの立ち上げプロセスに関連する記載が必要でしょう。
資格取得を頑張っている皆さんも一緒に頑張りましょう。
併せて読みたい記事
PMP取得に向けて 資格勉強時間
こんばんは。
ひすいです。
4月くらいからPMP取得に向けてしこしこと勉強を始めた訳ですが、PMPの学習記録を公表していこうと思います。
【勉強時間】
4月:10.5時間
5月:20.25時間
6月:16.5時間(6/24時点)
合計:47.25時間
【勉強内容】
パーフェクトマスターはひたすら読みます。眠くなる内容なので、まとまった時間で学習するより、隙間時間で勉強しているという感じです。
具体的には、昼休みか帰宅時の電車内での学習がメインです。
研修教材の復習は、自宅での学習です。これは、各プロセスの重要なITOを図示したり、他のプロセスとの関連性の図示をして理解を深めています。
【所感】
3か月でトータル50時間程度でしょうか。
もう少しペースを上げたいところですが、当ブログの記載に時間を取られてなかなか勉強出来ていない状態です。。。
目標取得時期は9月中に取得なので、そろそろ学習ペースを上げていきたいところです。
来月以降は、今までの読んだり、図示して理解に加えて、問題集を解いて学習していきたいと考えています。
なんだかんだ言って、毎日少しずつでも学習して行くと3か月で50時間にもなるんだなぁ~と自分で関心してしまいました。。。w