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無職にとって確定拠出年金は大したメリットがない

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確定拠出年金はメリットを備えた年金制度ですが、無職にもメリットが適用されるとは限りません。早めに現役を引退して加入するとしても、収入がなくなっていることや、手数料を踏まえた上で慎重になる必要があります。

 

 

確定拠出年金の大きな特徴は所得税と住民税の軽減

無職の場合、国民年金保険料を納めていれば確定拠出年金に加入できます。

確定拠出年金のメリットは、毎月の掛金が全額所得控除になることです。毎年の所得税と住民税が軽減されますが、無職の場合は所得がないために恩恵を受けられません

確定拠出年金のデメリットとして挙げられるのが、投資コストを必ず支払わなければならないことや、原則60歳になるまで給付金を受け取れないことです。毎月の掛金の支払いを止めることはできますが、脱退一時金を貰うには手続きが必要です。

 

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元本割れする可能性は少なからずある

無収入であればリスクを避けるべきですが、確定拠出年金投資信託と同様に、リスクがないとは言い切れません。元本確保型の商品のみで運用する方法がありますが、実質的な元本割れが起こる可能性があります。定期預金で1000万円以上預けた銀行の倒産による預金保険制度や、積み立て貯蓄型の保険における期限前の解約、保険会社の倒産によって元本割れが発生します。元々リスクの高い運用商品は用意されていないため、元本割れの可能性は低く、定期預金を選択して1000万円以上預けなければ元本割れは起こりません。

 

 

企業型に加入して退職した場合は手続きの必要がある

企業型確定拠出年金に加入した会社を退職すると、資格を失います。退職時に発行される書類で手続きをしないで6か月以上放っておくと、年金資産は国民年金基金連合会へ移されます。移換手数料と運営管理費が引かれて、放置すればするほど積み立てた資産が減っていきます。企業型確定拠出年金を採用している企業に転職するか、個人型への移換、もしくは解約する方法を取らなければなりません。解約するにも、条件を満たす必要があります。

 

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まとめ

確定拠出年金国民年金の上乗せとしての意味合いが強く、必ずしも少ないリスクで確実に利益が出るとは限りません。収入のない無職のときに加入すれば手数料を負担に感じやすく、退職後は手続きを取らなければ積み立ててきた資産が手数料として減っていきます。加入を考える場合は、リスクを受ける可能性や、手数料を払っていくことを視野に入れましょう。

 

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