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これを買うべき!積立nisaのおすすめ商品一覧

金融庁が2017年11月28日に発表したデータによると、積立NISAで選べる投資信託先は全部で124本あります。「長期の資産運用に耐えうるものか」「投資の初心者でも出来るようなものか」といった観点から厳選された信託先です。ひとつの商品に複数の銘柄が盛り込まれた(分散投資)方法が中心で、急激な株価の乱高下に左右されるリスクが少ない商品が選ばれています。ローリスクで投資ができる、優良な候補が集まっているといえそうです。

 

 

どんな商品を選ぶべきか?

ポイントは「信託報酬」と「純資産総額」です。信託報酬は運用にかかるコスト、純資産総額はその投資信託に集まっているお金を指します。積立nisaの資産運用期間は20年にも及び、その期間中は常にかかってくるのが信託報酬です。金融庁が積立NISAに選んでいる商品は、そもそも運用コスト自体が低廉に抑えられたものが多く、初心者でも失敗が少ないのですが、人によっては気になるものです。

自分の選んだ商品にどれくらいの信託報酬が発生するのかを知ることは、運用コストを知る面でも重要といえます。

もうひとつの「純資産総額」は、投資家からのお金の集まりを具現化したもの。これが低くなれば、将来的に運用が止まるリスクが高くなると判断できます。この純資産総額が順調に伸びを見せているかを確認する事が重要です。なお、つみたてNISAのために新しく作られた商品に関しては、純資産総額自体がそれほど大きくないケースもありますので、金額の大小のみで判断するのは早計といえます。

基本的に、まだまだ株式市場は米国一強の状態。AppleやGoogleなど世界的大企業の多くが米国を拠点としていることもあり、投資信託の純資産総額において、ヨーロッパや日本、中国などの追随すら許さない状況が続いています。

主な販売窓口は楽天証券やマネックス証券があり、それぞれ特徴を出しています。たとえばSBI証券の積立NISAでは、全ファンドが手数料無料となっており、純資産総額を基準価格のグラフと抱き合わせで見ることができます。2017年10月現在、対象ファンドの拡充に動きを見せている最中です。

 

商品紹介

楽天・全米株式インデックスファンド

商品内容そのものは「楽天が米国ETF(上場投資信託)のVTI(バンガード・トータル・ワールド・ストック)を買う」というものですが、このVTIというのが「米国を代表する大企業群に分散投資する」というプランが組まれているため安定性抜群。動くお金は相当なものです。リスクは米国そのものの崩壊くらいなものと想定されているほど。

 

世界経済インデックスファンド

世界経済に幅広く投資する商品で、バランス型と呼ばれる投資信託です。

先進国・新興国・日本国内の、株式および債券という6つの対象に分けて投資をするプランが組まれています。株式と債券の組み入れ比率は、運用会社がGDP(国内総生産)に基づいた見直しを行っており、成長が見込める国や地域に自動的に資産が投資されるようになっています。信託報酬は0.54%(税込)。純資産総額538億円(2017年12月7日現在)です。

 

iFree S&P500インデックス

「S&P500」はスタンダード・プアーズ社がNASDAQ上場500銘柄から算出した株価指数のこと。これと連動して投資信託をする商品となっています。純資産総額は25.5億円(2017年12月7日現在)と少ないですが、開設が2017年8月なことを考えれば伸び率は優秀。これからの注目株です。

 

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

信託報酬0.16%。積立NISA対象のなかでは最安値の商品です。インデックスファンドの方針は「株価などの指数(TOPIX、日経平均など)に連動する成果を目指す」というもの。どの投資信託を買っても結果がほぼ同じになるので、信託報酬の安さがそのまま利益に直結するという訳です。

 

ニッセイ外国株式インデックスファンド

インデックス投資を行う人々にとって有名なファンド。日本国内では既に安定した実績を叩き出しており「投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー」では3年連続1位の商品です。純資産総額712.2億円(2017年12月7日現在)。信託報酬は2017年11月から値下げが行われ、0.20%(税込)とかなり安めの金額となっています。海外先進国への分散投資型でイギリスに7%前後、フランスやカナダ・ドイツなどに4%前後を投資。米国が65%と割合低めなので、一極集中はやはり不安、という方々におすすめの商品といえそうです。

 

まとめ

2017年10月から申し込みが始まった積立NISA。今回は5つの商品を紹介いたしました。「20年間非課税」「途中引き出し可能」「金融庁指定の優良商品」それらの特徴を存分に活かして、有意義な投資生活を送りたいですね。