サラリーマン・OLにおすすめの投資信託の買い手順
投資信託は運用資産が少なくても簡単に分散投資出来る投資として魅力的です。
そこで、今回は投資信託の王道的な買い方の手順をまとめてみました。
サラリーマン・OLで資産運用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
1.自分のポートフォリオを決める
ポートフォリオとは、国内株、先進国株、新興国債券などの投資対象の組み合わせ方です。
一般的に株式の比率を上げるとリスクを取った積極的な投資となり、債券の比率を上げると低リスクな消極的な投資となります。
もちろん、株式比率の高い積極的な投資の方が消極的な投資よりリターンが大きいとされています。
だからと言って、株式比率を上げ過ぎると〇〇ショックの様な大暴落の際に大きな痛手を被り、投資を辞めてしまう可能性があります。
それでも、大きなリターンを得たい人は株式比率を大きくするとリターンが高くなりやすいでしょう。
ただ、世界経済は何が起こるか分かりません。
なので、一般的におすすめされる投資の方法としては、様々な対象に分散投資で、株式比率も上げすぎない事です。
もし、自分でポートフォリオを、組めないのであるならば、バランス型投資を選択すれば、その時点である程度のバランシングはされます。
しかも投信の選定やリバランスがないなどと楽です。
※個人的におすすめの投信は「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」になります。
バランス型投資信託でもそこそこのリターンは期待出来るので、問題ないと思います。
2.良い投資信託を選ぶ
良い投資信託かどうか判断する際には以下を参考にして下さい。以下の項目のどれか1つでも該当しないなら、初心者のうちは投資しない方が無難です。
- 信託報酬が安い
- 買付手数料が0
- 信託財産留保額が安い
- 信託期限が無期限
- 多大な分配金を出していないか(分配金は0で良い)
- インデックスファンドか
- 純資産額が30億円以上か
- 純資産額が長期グラフで見て、減っていないか?(増えていることが良い)
3.目標から毎月の積立額を算出する
①投資によっていつまでにいくら資産を増やしたいのか、考えてみて下さい。
②そして、今から毎月いくらまでなら投資出来るか考えてみて下さい。
③そしたら、毎月積み立て投資をして目標時期までにいくら投資出来るか計算してみて下さい。(総投資額を算出)
④自分の投資額に対して、目標額がいくら足りないか、何%足りないか計算してみて下さい。
⑤足りない額は投資によるリターンで得なければならない事になりますが、毎年何%リターンを得たら良いのか計算してみて下さい。
※もし複利計算が出来ないならば、『複利自動計算』でネットで検索してもらえれば簡単に計算できます。
⑥目標リターンとリスク許容度から投資スタイルを選択します。
筆者の意見としては以下となります。
毎年のリターン目標が5%未満ならば、一般的なバランス型投信の積み立てで事足りると考えられます。
毎年のリターン目標が8%までならば、株式比率を上げたバランス型投信の積み立てになるでしょう。
8%を超えてリターンを得たい場合は、バランス型投信の積み立てでは難しいでしょう。実際の株式投資で利益を上げるかアクティブ型の投資信託(アクティブ型投信はあまりおすすめしていません。)で利益を上げる事を考えないと目標には到達出来ないかも知れません。
※ただ、毎年5%の利益を上げられたら14年目くらいからは元の投資額に対して2倍のリターンが得られているはずです。この事を考えたら、5%の利益を上げるだけでも十分だとリターンは得られると思います。
4.積み立て設定をする
証券会社で証券口座を作成し、投資額を入金し、1.で選んだ投資信託を積み立て設定するだけです。
証券口座の作成方法や、積み立て設定に関しては各証券会社に詳細説明があると思うので割愛します。
※おすすめの証券会社は手数料や品ぞろえやポイント制度などトータル的に考えてSBI証券です。
まとめ
投資信託の良い買い方をまとめてみました。
良い買い方を参考になりましたでしょうか?
今後も僕が様々な投資信託の書籍やサイトで得られた情報をまとめて公開していきたいと思います。