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【投資初心者必見】保守的なポートフォリオは資産運用を始めるのに最適な訳

 

投資の頂

皆さんは投資を始めていますか?

投資を始める際に、全資産のいくらを投資に回りして、いくらを貯金で残してという事をしっかりと自分の状況に合わせて検討していますか?

自分の資産額や収入や家族構成など様々な状況により投資に対する姿勢が変わってくるものです。今回は、なかでも家族に子供がいたり、資産額が300万円程度のようなそこまで大きくない人など投資を始めておきたいが、そこまで積極的に始められない人のための投資方法について紹介したいと思います。

投資を保守的に行うにんは、保守的なポートフォリオを組むことがおすすめです。保守的なポートフォリオとはどんなもので、どう組むのか紹介していきたいと思います。

 

 

保守的なポートフォリオとは

ポートフォリオとは

ポートフォリオとは一般的に金融商品で使われ、"外国株式と国内株式で組む"というように金融商品の種類を資産のうちどれくらいの割合で組み入れるかという状況を表すものです。今回は預貯金も含めた全体的なポートフォリオという事で、総金融資産に対する投資割合も含めて保守的なポートフォリオを説明したいと思います。

保守的なポートフォリオ

保守的なポートフォリオとは、総金融資産に対する投資割合を低くしたポートフォリオです。つまり、自分の資産のうちで投資に充てるお金は少なくしている状況です。

具体的には、貯金8割、投資2割くらいが目安です。貯金が300万円ある状況でこれから投資をしようと考えた場合は、240万円を貯金とし、60万円を投資に回すくらいでしょう。

保守的なポートフォリオのメリット・デメリット

保守的なポートフォリオのメリットは投資経験が浅く、経済や金融知識が浅い段階で投資を始める場合に、金融商品の選択ミスや売買判断の甘さによる損失額が少なくて済むという点です。逆にデメリットは、投資額が少なくなるため期待できるリターンも小さいという点です。

保守的なポートフォリオが資産運用を始めるのに最適な訳

保守的なポートフォリオのメリットとして、投資が分からない人でも失敗したときの痛手が減ることが挙げられます。

実は、投資で最もよくない行動の一つとして、投資で失敗して投資を辞めてしまう事が挙げられます。なぜならば、投資は長くするほど利益を上げる確率があがるからです。

そんな訳で、いきなり積極的に全資産を投資資金に回して、大失敗して投資を辞めてしまうという悪いパターンを防ぐことができるのも保守的なポートフォリオの良い点で、保守的なポートフォリオで資産運用を始めるのが初心者に最適な理由になります。

保守的なポートフォリオにおける投資方法

保守的なポートフォリオにおける投資方法は、投資信託の長期分散積立投資が一般的になるかと思います。理由は、保守的なポートフォリオを組むという事から、投資に対する姿勢・考え方も消極的と考えられ、積極的(レバレッジが掛かったり、ハイリスク)な投資となる個別株式取引やFXや不動産などは実践しないと考えられるからです。

もし、投資信託で投資を始めるならば、下記の記事が参考になります。 

www.wealthy-hisui.com

 

30歳子持ちSEの資産状況

資産総額1,030万円

[内訳]

  • 貯金:約800万円
  • 投資資産:約230万円

 投資に掛ける割合が約2割と低いですが、この30歳子持ちSEは保険を殆ど掛けていないので、万が一のために現金比率を上げているのです。

もし、子供がいなかったり、保険をかけていたらもう少し投資資産比率を上げても良いかも知れません。

 

投資資産のポートフォリオ

個別株:1,010,886円(41.56%)

ロボアドバイザー(wealthnavi):333,183円(13.70%)

ロボアドバイザー(THEO):326,076円(13.41%)

投資信託:575,253円(23.65%)

FX口座:100,000円(4.11%)

証券口座:86,890円(3.57%)

総投資額:¥2,432,288円

f:id:hisuirai35:20180517223705p:plain

投資資産の比率は個別株が約4割となり、残りが5割がインデックス投資となっています。本当はもう少し個別株の割合を増やして積極運用を行っていきたいのですが、やはりインデックスも絶対量として毎年30万くらいはしておきたいという思いがあり、このようなポートフォリオになっています。

 

これから保守的なポートフォリオを組む方法

最もおすすめな方法は、確定拠出年金制度で毎月負担が大きすぎない程度に投資信託を積み立てる方法です。

[20~30代会社員の場合]

具体的なプランとしては、企業型DCを用いて、毎月5,000円で先進国株ファンドに3,000円、国内株式に1,000円、新興国株式に1,000円くらいでポートフォリオを組むと良いかと思います。

[40~50代会社員の場合]

具体的なプランとしては、企業型DCを用いて、毎月10,000円で先進国株ファンドに2,000円、国内株式に1,000円、新興国株式に1,000円、先進国債権に3,000円、国内債券に2,000円、定期預金に1,000円くらいでポートフォリオを組むと良いかと思います。

基本的な戦略としては、年齢が若い内程値動きが大きくてもリターンが高くなりやすい株式の比率を増やし、年齢が上がるにつれて、株式比率を下げ、債券や現金比率を上げるというのが一般的で、筆者もそうする方が良いと思います。 

 

[少し資金に余裕のある人]

確定拠出年金に拠出してもまだ余裕のある人は個別株をしても良いかも知れませんが、保守的な投資が好きならばロボットアドバイザーを利用しても良いと思います。

ロボットアドバイザーは自動で投資をしてくれる便利な運用方法なのですが、基本は投資信託と同様で長期分散積立で運用でき、自分でポートフォリオを組まなくてよいのでおすすめです。

 

まとめ

今回は保守的なポートフォリオについて、ポートフォリオの内訳や30子持ちSEの具体的なポートフォリオ例を合わせて紹介しました。

人それぞれ資産状況や家族構成、収入・支出額など色々な条件によってポートフォリオが変わってくるかも知れませんが、投資を少し始めてみようくらいの人には、保守的なポートフォリオで資産運用を始める事をおすすめします。

今回は筆者30歳子持ちSEの例をあげましたが、皆さんはどのようなポートフォリオを組んでいますか?まだ、預貯金が100%の人がいたら、資産の10%からでも投資を始めてみたらどうでしょうか?

投資は将来の経済的な豊かさを得るための方法として、世界中の人達が実践していることですので、少しでも豊かになっていきたいという気持ちがある人は、今日から投資を始めてみる事をおすすめします。

 

コラム(投資は続けてなんぼ)

実は、投資で最もよくない行動の一つとして、投資で失敗して投資を辞めてしまう事が挙げられます。なぜならば、投資は長くするほど利益を上げる確率があがるので、数年で損失が数十万円になったからと言って、そこで辞めては10年後に利益になるかも知れない可能性をみすみす逃しているからです。例えるならば、投資を始めたばかりの人は、生まれたてのあかちゃんと同様で、あかちゃんがうまく歩けないように投資を始めたばかりの人は思うように利益を上げられないのは当然です。

しかし、投資で利益を上げられないからと言って辞めてしまうのは勿体ないです。なぜならば、あかちゃんも何度も失敗して数年後には歩くどころかばんばん走れるようになるように、投資初心者も数年後には利益を上げられるようになってくる可能性が高いからです。

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