【初心者必見】投資信託こそ最高の資産運用法である4つの理由
投資を始めたいが、株・FX・不動産・仮想通貨など何がベストな方法なのか悩む人は多いのではないでしょうか?
この記事を読む人の多くは、毎日忙しい仕事の合間を縫ってお金を増やしたいと考えるサラリーマンやOL、育児に忙しい主婦の方達だと思います。
僕も仕事で忙しい中、どうにか資産を増やせないかと情報収集したものの、結局何が良いのか悩んだ時期がありました。
そんな忙しい人の為に、うってつけの投資法として『投資信託』があります。
投資信託がなぜ最高の資産運用法なのか、4つの理由から紹介してみたいと思います。
①安心の分散投資
投資信託は、運用会社が複数の資産を一つの商品としてまとめた上で、我々投資家に販売する為、様々な分野に分散投資出来る仕組みになっています。
【分散投資が安心な理由】
投資信託では投資商品が分類されています。
例えば、投資分類ではバランス型、株式型、不動産型(REIT)、債券型があります。
また、地域分類では世界全体、先進国、新興国、アジアなどがあります。
さらに、株式型の中でも、IT関連、バイオ関連などの分野で分かれているものもあります。
一方で、株式投資の例では個別銘柄に投資する事になり、資金の少ない個人投資家は十分な分散投資が出来ず、大きなリスクを負う事になります。
このように、投資信託では分類毎に投資出来るため、初心者や自称中級投資家が危ない個別銘柄に投資して大失敗するような事が少なくなります。
※投資信託でも危ない商品はありますが、簡単に回避する方法があります。
危険な投資信託を避ける方法は以下となります。
【投資初心者必見】投資信託で良いとされる7つの考え方 - 孤独なSEひすいの高配当割安優待株投資
【投資信託の分散投資が初心者にお勧めな理由】
投資信託は少額からの買付が可能な為、手持ちの資金が少ない投資家でも様々な分野に投資する事が可能となります。
例えば、先進国株と新興国の不動産に投資したいと考えた場合に、それぞれ500円から購入する事も可能です。
500円と言えば、毎日のお昼代と同じ程度ではないでしょうか?この程度で買付可能となります。
もちろん1万円でも10万円でも購入可能です。
これが、株式であれば単一の銘柄購入で安くとも数万円程度となるでしょうし、不動産であれば数百万円からとなるでしょう。
投資信託がどれだけ初心者投資家が参入しやすいかお分かり頂けたでしょうか。
②手軽な自動積み立て
投資信託の買付方法には、金額買付、口数買付、積み立て(積立)買付という3種類の方法があります。
全ての投資家にお勧めされる買付方法は、積み立て買付になります。
これは、様々な投資サイトや書籍で推奨されていて、長期運用ならば積み立てが最も安定した投資法になると考えられます。
積み立て買付は別名、ドル・コスト平均法と呼ばれていて、割安株投資の父とも呼ばれるベンジャミン・グレアムも推奨しています。
【自動積み立てとは】
自動積み立ての仕組みとしては、毎月、自分で決めた日に決めた額だけ買い付ける方法となります。
このため、価格が高い時には少ない口数しか買えませんが、価格が低い時は多くの口数を買える事になります。
これにより、価格変動の波を平均化し、投資対象のファンドそのものの能力で成果が決まる投資手法になります。
※実際には、証券口座に預けた額から、積み立て設定額分、毎月自動で買い付けが行われます。このため、証券講座に預けてある金額以上の買付は行われず、積み立ての事を忘れてしまっていても安心です。
また、最近のネット証券であれば、ほとんどの証券会社が対応している機能となります。
【自動積み立て(ドル・コスト平均法)って何がいいの?】
自動積み立ての良さは、価格変動の波を平均化する事にあります。
これは、投資対象のファンドが悪質であったり、そもそも儲かりにくい投資先で無い限り長期的には資産が増える事が予想出来ます。
これは、歴史に裏付けされた長期的には資産の価値が上がるという法則に基づいているため、個人の価値観で投資タイミングを決めるより安定した成果が見込めると考えられます。
※投資信託で失敗する人の多くは上記の悪質なファンドに投資するパターンが多いです。
【自動積み立てへの不信感(多くの初心者投資家の危険な考え)】
多くの初心者投資家は、「自動積み立てするくらいなら、相場が底辺の時に一括買いした方がその後の値上がり益が増えるんじゃないの?」と疑問を持つと思います。
この事に対して、投資をしたいほとんどの人はそうしたいと考えます。
「じゃあ、底辺の一括買いをすればいいんじゃ?」と言う声が聞こえてきますが、投資はそんなに甘くはありません。
自分では底辺だと思って買ったものの、更に株価が下がり続けるなんて事はよくある事でしょうし、高値だと思って売却したが、その後株価が5倍になるなんて事もあるでしょう。
つまり、相場を読んで投資する事は初心者には非常に難しいと言う事です。
これを解消する方法が自動積み立てになります。
【投資に掛ける時間を短縮出来る】
毎月自動積み立ての大きなメリットの一つに、投資で悩む時間を減らせるという事があります。
自動積み立てならば、最初に購入対象の選定と積み立て設定さえしてしまえば、後は毎月自動的に積み立て買い付けが行われていきます。
このため、その他の時間を趣味や自己啓発などの有意義な事に回す事ができます。
さらに、自動積み立ての設定も最近のネット証券であれば、10分程度の作業で完了する事が出来ます。
③低い手数料
ここ最近の投資信託は非常に手数料が安いです。
投資信託の手数料には、(1)買付手数料、(2)信託報酬(運用手数料)、(3)信託財産留保額(売却手数料)、(4)解約手数料の4種類があります。
このうち、毎月積み立てを検討する場合は、(1)買付手数料が0円であり、(3)信託財産留保額(売却手数料)、(4)解約手数料も0円が推奨となります。
ただ、最近のネット証券で取引する場合は(1)、(4)が無料はザラです。また、(3)も無料が多く、(2)の信託報酬も1%以下の商品の品ぞろえも豊富です。
このため、必要経費の手数料をかなり低く抑えられます。
【手数料でフィルタリング】
ネット証券であれば、手数料の低い順に並び替えも可能ですし、積み立て用という形で(1)買付手数料無料だけでフィルタリングしてくれる機能も標準搭載の証券会社が多いです。
銀行窓口で購入しようと考えたら、手数料の高い商品をお勧めされてしまう可能性もありますが、ネット証券であれば、数多くある商品の中から最安値を選択する事も簡単に出来ます。
④少額でも利益を得やすい
投資信託の最低購入額は非常に低く設定されています。
例えば、僕が利用しているSBIの投資信託買付最低金額は以下の画面から分かる通り、100円となります。
このように非常に少額から投資する事が可能です。
確定拠出年金も投資信託?
最近話題の確定拠出年金で投資対象となる商品は投資信託の商品とほぼ同じです。
確定拠出年金は投資信託を買う際に非課税にしているだけと考えても良いと思います。
ネット証券で投資信託と確定拠出年金のファンドを確認してみてもらえれば、
確定拠出年金にあるファンドは投資信託のファンドと同じか少しアレンジしたものが多い事が分かります。
このため、投資信託の勉強をしておくと確定拠出年金を始める際にもどんな商品を選択すれば良いのか判断し易くなります。
【投資信託は国が初心者に進める方法】
確定拠出年金は投資に関して全くの初心者でも投資できるように考えられています。
具体的には、①毎月積み立てのみ、②長期運用しか許さないように解約不可、③少額での投資の3つの制約があります。
この3つの制約により、投資初心者が投資に失敗するリスクを減らし、長期に資産を増やせる仕組みにしています。
ここで、勘の良い読者は上記3つの理由が、今回紹介した投資信託が良い理由と被るとお判りでしょう。
つまり、投資信託で長期に毎月積み立てをコツコツと続けるスタイルは国も推奨する投資スタイルとも考えられます。
投資信託に向いている人
以下の様な人は、投資信託に向いていると判断出来ます。
- 毎日チャートを確認する余裕の無い人
- 難しい財務分析や資産価値の計算に関する学習に時間を当てられない人
- 投資の知識が浅い人
- 長期で良いから出来るだけ安定して資産を増やしたい人
- 将来の資金の心配を減らしたい人
投資信託で成功している例
投資信託の運用で現状成功している人達の例を紹介します。
■吊られた男さん
吊られた男の投資ブログ (インデックス投資) : 2017年1Q 資産運用状況 (投資額/評価額公開中)
⇒インデックス投資という守り重視の投資信託で+50%越えの運用益を出しています。
■kukakuさん
⇒最近はブログを更新されていませんが、最後の記事では+30%近くの運用益を出しています。
■人生よよよさん
資産公開(2018.8)1週目 - 29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ
⇒年収は300万円程度のようですが、元金2000万円で+275万円も運用益を出している強者です。
■筆者の資産運用状況
ちなみに筆者も投資信託を運用しており、以下の様な成績を収めています。
投資-投資信託-資産公開 カテゴリーの記事一覧 - 孤独なSEひすいの高配当割安優待株投資
⇒他の方に比べたら全然ですが、それでも少しずつ成果は出てきています。
筆者は毎月3万円程度の積み立てを実施しております。
まとめ
いかがでしたか?
今回は投資信託が忙しいサラリーマンやOL、主婦に適した投資スタイルである事を紹介しました。
これで、投資スタイルの悩みも解決ですね。
今後も、僕が投資信託について情報収集し、ベストだと思う方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【注意事項】
本記事は、筆者の調査から得た情報をまとめて紹介しているだけとなります。
投資商品の取引は個人の判断でお願い致します。
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