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【投資信託評価】楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド

米国

政府は長期的な資産形成をNISAや確定拠出年金などの制度を作り国民に推奨しており、これからの時代は資産運用が益々重要になってきます。

長期的な資産形成を行っていく際に導入しやすい商品として投資信託があります。投資信託は株や不動産よりも分散投資がしやすく、最近の証券会社では自動的な毎月積み立てが当たり前に出来るため、時間的な分散投資もしやすい状況です。また、確定拠出年金や積み立てNISAの運用対象商品のほとんどは投資信託です。

しかし、投資信託の勉強を始めてもなかなかどのような商品に投資して良いのか分からないという方も多いと思い、ネットで優良という評価が多い投資信託を筆者が評価した内容を紹介したいと思います。

今回は、楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンドというファンドを紹介していきます。

 

 

基本情報

  • 買付手数料:なし
  • 信託報酬:年率0.1696%程度(2018/3/13時点)
  • 信託財産留保額:なし
  • 解約手数料:なし
  • 償還日:無期限
  • 純資産総額:8,119百万円(2018/3/13時点)

ポートフォリオ:楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンドは米国市場で販売されている(米ドル販売)のバンガード・トータル・ストック・マーケットETFというファンドを日本円で買えるようにした投資信託です。

楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンドポートフォリオ

このため、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFのポートフォリオがそのまま楽天・全米株式インデックス・ファンドのポートフォリオとなります。では、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFのポートフォリオはどうなっているのでしょうか。

アップル、マイクロソフト、Amazonなど最近の米国を代表する企業が上位組み入れ銘柄になっています。

このように、米国企業全体に投資する為のファンドとなります。

VTIポートフォリオ

 

投資家から見るファンドの役割(ポジション)

完全なる資産成長のみの役割です。理由としては、米国の株式のみを対象としたファンドなので、インフレヘッジとしての機能はなく、国による分散もしていないので、リスクも偏っているからです。ただ、これまでも米国経済は世界経済を牽引してきており、安定した成長性については現状トップクラスの対象です。

 

投資難易度

米国経済は何度も危機に瀕しては復活していますが、これは米国の株式も同様に大暴落と高騰を繰り返してきた事を示します。このため、米国経済に大ダメージが発生しても投資を続けられるだけのマインドは最低限必要となるでしょう。

信託報酬などの経費は安く、積立では長期投資しやすいです。また、タイミング投資でも、ウォッチする対象が米国の株式関連指数だけになるのである程度確認するべきニュースも絞れるでしょう。

 

危険性(リスク)と成長性(リターン)

以下の図は、 SBI証券が作成したリスクとリターンの関係性を表しています。

これを見ると、ハイリスクちょいハイリターンの商品だと分かります。

ただ、この枠組みは国際株式という枠組みなのですが、実際は国内の株式指数の日経225より、米国の株式指数であるS&P500の方がよっぽど利回りが高い事は既知の事実なので、実際のところは、ハイリスク・ハイリターンの商品に位置付けられるでしょう。

楽天・全米株式インデックス・ファンドリスク

 SBI証券作成

 

積み立て前にしっておくべき事

楽天・全米株式インデックス・ファンドの元となるETFのVTIとの信託報酬の差について紹介します。

  • VTI:0.04%
  • 楽天・全米株式インデックス:0.1696%程度

となり、VTIの方が0.1296%信託報酬が安くなります。高々0.13%程度ですが、1000万円以上投資すると、年間約1万3000円の差になります。

この差は30年続けたら約39万円の差になります。

投資では額が大きい事と、長期投資する場合はボディーブローのように後でコストが効いてくるので、高々0.13%程度だとしても甘くみない方が良いです。

ただ、VTIを買付するには米ドルを買い付ける為替取引が必要になり、投資難易度が高くなることは確かです。

個人の投資能力に合わせて、本ファンドを選択するか米国市場で販売されているVTIを買い付けるか考えたら良いと思います。

 

おすすめ投資層

楽天・全米株式インデックス・ファンドは米国の株式オンリーの投資となるので、ボラティリティが高くても投資可能年数が多い、数十年単位で投資できる20代~30代のような若い世代におすすめのファンドです。

逆に50代以上の方がこれから本ファンドを買付する場合は、暴落が発生した際にプラス転換されるまで数年以上掛かっても大丈夫な資金で投資する方が良いでしょう。

 

おすすめ度

おすすめ度は5段階中4です。

理由としては、信託報酬も安く、投資先のETFであるVTIも実績があり良いのですが、投資対象が米国のみとなるので、他のファンドと組み合わせてポートフォリオを組む際には良いかも知れませんが、楽天・全米株式インデックス・ファンドだけに投資すると、米国経済に左右され過ぎてしまうというリスクがあるので、4/5という評価にしました。

ただ、VTIは非常に優良なファンドで、最近有名なロボアドバイザーのWealthNaviも買付対象としているので楽天・全米株式インデックス・ファンドも優良ファンドである事は間違いありません。

ただ、本ファンド単体での投資はリスクが高くなるので気を付けたいところです。

 

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まとめ

いかがでしたか?楽天・全米株式インデックス・ファンドがどのようなファンドか少しは参考になりましたでしょうか。楽天・全米株式インデックス・ファンドはおすすめ度4で優良なファンドだと考えているため、皆様も積立NISAのような長期投資の対象として検討してみても良いのではないでしょうか。ただ、注意点は米国株式のみを対象としているので、投資対象にする場合には自分でポートフォリオを組むなどのリスク分散が望ましいでしょう。

ちなみに、『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017』というものがありまして、なんと楽天・全米株式インデックス・ファンドは3位となっています。投信ブロガーは日々投資信託の最新情報をチェックしており、どのようなファンドがより効率的に資産を増やす為に良いのか考えている人が多い印象です。このような投信マニアと言っても過言ではない人達からも高評価されているファンドなので、投資初心者でも本ファンドを積立NISAで買ったら情報通の投信ブロガーと同等の資産運用が出来るかも知れません。

 

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