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ロングライフホールディングの投資分析

ロングライフホールディングスをご存知でしょうか?

あまり知られていないかも知れませんが、高級老人ホームを主としたサービス業の会社です。

筆者は最近になって知ったのですが、色々な情報を加味してみたら投資対象としてありだなぁ~と感じたので、ロングライフホールディングスの情報・考察結果を紹介していきたいと思います。

 

 

基本情報

事業内容は高級老人ホームとリゾート施設のサービス業です。

リゾート施設を函館、由布院、石垣島、箱根を筆頭に海外へ展開とのことです。

拠点数は世界合計で211と多いです。 

ロングライフホールディングス拠点数

実際の老人ホームの入居状況は以下のようになっており、2016年の71%から2018年1月の73.3%と微増しているようです。微増でも富裕層向けの施設なので、1部屋の売上が高いはずで売上はしっかり増加しています。

最近は、日本の富裕層世帯数が増えているとどこかで聞いたことがあります。富裕層の数が増えて、老人の人口も増える予想なので、今後も着実に入居率も増えていくのではないかと予想しています。

ロングライフホールディングス入居率

 

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズはどうなのかというと、以下をご覧ください。

売上高はしっかり微増しています。純利益の方は若干苦戦しているようですね。15.10の324がピークで16年、17年は15年より下がってしまっています。

ただ、18年・19年予想を含めて16年から純利益を見るとしっかり純利益も上がっています。キャッシュフローを見ると投資CFでマイナスになっており、拠点への投資で純利益が下がってしまっているのではと予想されます。

ただ、直近の入居状況でもあるようにしっかりと入居率は上昇しているので財務面では無理しすぎなければ良い感じに成長していくように見えます。

ただ、自己資本比率が低く、有利子負債も大きいのでちょっとレバレッジを利かせすぎていないか心配な面もあります。

ロングライフホールディングスファンダメンタルズ

 

投資指標について

  • 予想PER:21.17倍
  • 実績PBR:1.45倍
  • グレアムミックス係数:31倍
  • 配当利回り:1.69%
  • 優待+配当利回り:6.64%
  • 理論株価:516円
  • 理論株価乖離率:-9%

※2018年4月29日時点

株価割安度を確認するグレアムミックス係数は31倍と標準22.5倍よりも高くなってしまっています。一方で、理論株価乖離率は-9%と若干割安状態です。

かなり割安な訳ではないですが、適正価格より若干割引状態と言ったところでしょうか。

優待+配当利回りが6.64%と高く、自分が老人ホームに入るまで持っていてもいいかも知れませんねw

 

株主優待

株主優待品はロングライフのレトルトカレーです。

株主優待で有名な桐谷さん的には、「満足度No.1」らしいので一度は食べてみたいなぁ~と思っちゃいますね。もう一つの優待品の入園金10万円引き券は使い道なさそうですが、実質10万円分なのでメルカリでいくらで売れるかがトータルリターンを分けるカギになりそうですね。

ロングライフホールディングス優待

 

まとめ

ロングライフHDは今後もしっかりと成長が見込めそうな企業なので、カレーが好きな人は保有してみても面白いかも知れません。

また、現在の指数的にも割高ではないので、資産状況に余裕のある人は購入を検討してみても良いかも知れませんね。

これからも、投資に関する独自の視点で気になる情報をお届けしたいと思いますので、気になった方は読者になって頂ければと思います。