2019年3月 ソーシャルレンディング(maneo) 運用成績 公開
昨年からソーシャルレンディング業界で怪しい雰囲気になってきているように思えていた矢先に、遂にmaneoでも1月8日に延滞発生のお知らせがありました。
ソーシャルレンディングもそろそろ退却の準備を始めないといけなさそうだなぁ~と思っている今月の筆者のソーシャルレンディング運用状況を紹介します。
ソーシャルレンディングについて
ソーシャルレンディングはお金の貸付けに対する利息を受け取るというものなので、銀行業に近いと認識しています。銀行業と異なるのは銀行よりも貸付対象のフィルタが緩かったり、貸付対象の詳細が不透明だったりするので、投資家が背負うリスクが高くなってしまうという点です。
主なリスクとして、貸付け対象として多いのが不動産関連なので、不動産業界が不況になった際には貸し倒れが発生してきてしまうリスクがあります。
また、ソーシャルレンディングは業界が始まってまだまだ年数が経ってないので、認知度も低いですが、会社としてもまだまだなところがあり、金融庁から業務改善命令がだされることも多いのが心配の種です。
また、最近ではmaneo、グリーンインフラレンディング、ガイアファンディングなど様々なところで延滞が発生しており、返金されないというリスクが高まっています。
こんな訳で、運用商品としては運用対象額の値幅が動かないので無リスクですが、延滞や貸し倒れなどもっと大きな括りでのリスクは高いというのが現状です。
運用条件
運用資金額:100万円
運用開始:2018年6月
運用期間:10カ月
運用中ファンド
不動産担保付きローンのファンドを主として選択して運用しています。
貸付額がばらばらですが、理由としては利回りが高いものほど高額の運用にしています。ただ、運用額の決定はなんとなくで特に決まった法則がある訳ではありません。
また、あまり意味が無いかも知れませんが時間分散的効果を狙って、運用開始時期をずらして投資しています。
運用対象となるファンドの利回りは6%付近のものを選択しています。
筆者の運用ファンドの平均利回りは6%台後半です。
ついに、筆者のファンドにも期限の利益喪失ローン(延滞)が発生してしまいました。
まぁ~ソーシャルレンディングなんてそんなものかなぁ~と思って取り組んでいます。まだまだ若い業界ですし、透明性も低いので、どうなるかは読みずらいというのがソーシャルレンディングだと思うので。。。
分配金予定&実績
分配金は毎月3,000円程度で税引き後は2,800円程度です。現在42万円程度運用して、月々2,800円で年間で税引き後2.5万円程度の利益予定です。
実質的な利回りは約5.9%と若干6%を切るくらいです。
ただ、延滞があるのでトータルでどのくらいの利益になるのかは想像がつきません。
もしかしたら、マイナスになるかも知れません。
まとめ
最近のmaneoからのお知らせは延滞のお知らせが目立つようになってきました。
筆者がソーシャルレンディングを始めた2018年6月頃とは全く状況が違います。今からmaneoでソーシャルレンディングをする場合は、延滞が発生するリスクがそこそこ高いことを念頭に始める必要があると思います。
そう思うと、筆者としてはソーシャルレンディングからは一旦撤退して別の運用方法を探していかないとかなぁ~と思っています。