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口座維持手数料の導入!? 貯金が負債になる時代に突入か?

皆さんはメガバンクが口座維持手数料を検討している事をご存知でしょうか?

日本では銀行口座の保有は基本タダなので、驚く方も多いかも知れません。

しかし、もうすでに大手メガバンクでは検討を開始しているようなので、この際にしっかりとなぜ口座維持手数料が必要になり、今後どうしていけば良いのかという事を知っておきたいものですね。

 

 

大手メガバンクが平成30年に口座維持手数料を導入?

2017年12月30日、3大メガバンクとして知られる三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行が銀行口座を保持しているだけで手数料を徴収する方法を検討し出した事が判明しました。

3メガ銀が「口座維持手数料」検討へ マイナス金利で苦境、30年度中にも結論(1/2ページ) - 産経ニュース

上記記事によると、海外では口座維持手数料を2,000円としているようで、日本と海外では銀行の考え方が異なるようです。

 

口座手数料導入の背景

銀行は預金通帳一冊あたり毎年200円の印紙税を支払っています。このため、預金額が数百円の状態で数年も変わらない状態の幽霊口座を保持していると、銀行は損益となる訳です。以前の日本では、銀行の立ち位置がインフラに近く、金利も高かったため銀行側が口座維持の費用を負担しても預金部門は黒字になっていました。しかし、日本銀行がマイナス金利を導入してからは、銀行各社も日本銀行に預けるだけではお金にならず、預金者から預かっているお金を保持しているだけでは少しずつでも預金者にお金を支払わなくてはならず、立ち行かなくなってしまったのです。

 

口座維持手数料導入による金融機関の変化

最近の銀行各社は採用人数を絞るだけでなく、大型のリストラも実施しており、自動化を推進してどうにか利益を出そうとしています。しかし、通帳不要のネット銀行であれば銀行との取引履歴をpdfで照会する仕組みを取れば口座維持手数料も不要で、窓口も不要となります。さらに、今後フィンテックが進むにつれてATMがなくても、口座から自動で引き落とされるカードがあれば現金要らずになってくるでしょう。

このように、店舗型の銀行はどんどん辛い状態になり、ネット銀行はどんどん有利になってくる時代に突入してきたのではないでしょうか。

 

我々にどんな影響があるのか?

多くのサラリーマンやOLは3大メガバンクのどこかに会社から通帳を作らされ、最初に作った銀行口座に給与が支払われるようになっているのではないでしょうか。

このようなサラリーマンやOL達は口座維持手数料により今まで微量なりとも金利を受け取って資産となっていたものが、これからは毎年手数料を取られる負債に代わるのではないでしょうか。

賢いサラリーマン・OLは給与支払いをネット銀行に移すようになるでしょうが、時代の流れについていけないとどんどん負債が増えてしまうでしょう。

 

まとめ

これからは口座維持手数料が導入される時代になり、銀行口座は資産から負債に代わる時代がくるかも知れません。この時に、フィンテックなどの時代の流れをしっかり理解して行動していける人は資産を守る事が出来るのではないでしょうか。

日々進化し続ける時代にしっかりついていく為にも、常にアンテナ高く情報収集する事が大事ですね。

これからも、有益な情報を配信していきたいと思いますので、気になった方は読者になって頂ければと思います。