配当金を管理すべき理由と管理方法
皆さんは配当金をしっかり把握していますか?
何となく配当が入っている長期保有銘柄はありませんか?
僕はSBI証券を利用していますが、配当も含めたトータルリターンが分からず、保有銘柄の本当の利回りが証券会社のページでは分かりずらいと感じています。
しかし、実際に投資家が欲しい情報はトータルリターンだと思います。
そんな訳で、今回は配当金を管理するべき理由と管理方法を紹介します。
配当収益を管理すべき理由
収支を把握し今後の投資活動に活かせる
証券会社によっては、現在保有している銘柄の評価損益を表示してくれるが、保有銘柄の年間・トータルとして実損益は表示してくれません。しかし、実際に我々投資家は評価損益以上に実損益を気にしているのです。
なぜならば、保有銘柄を損切するか利確するかは実際は評価損益によって変わってくるからです。
そして、配当収益を把握しトータルの実損益を把握していれば、今後の投資活動の方針や戦略に活かせます。
配当への意識が高まりと長期投資のモチベーションアップ
しっかりと配当収益を視える化していたら、配当への意識が高まり長期投資を前提とした投資が増えるのではないでしょうか。
長期投資は有名な投資家のバフェットも実践している株式投資の王道的投資方法です。
逆に多くの人が失敗する投資パターンとしては、雰囲気で短期売買を繰り返す事です。
配当収益の管理方法
では、実際にどのように配当収益まで管理していけば良いのかというと、筆者はExcelで管理する方法が良いと思います。
Excelの欠点はパソコンを立ち上げなければならない事とExcelを使えなければならない事ですが、そこをクリアできれば、自分の投資方針のコメント書き込みなど拡張性もありますし、自分好みのグラフで収支を可視化することもしやすいです。
筆者は以下の図のような形で管理しています。
配当金と売却損益併せて確認できるようにして、各年毎に集計することで毎年の利益額を算出しています。
このようにすることで、長期投資で若干の売買が入っても各年毎の利益がどれくらいだったのか一目で分かり、過去の振り返りがし易くなります。
まとめ
如何でしたか?今回は配当収益を管理するべき理由と管理方法について紹介しました。
皆さんも長期保有で株式投資をされている場合はぜひ参考にしてみてください。
これからも、投資に関する独自の視点で気になる情報をお届けしたいと思いますので、気になった方は読者になって頂ければと思います。