(2018年4月)運用状況公開(ロボアドバイザー比較)
こんにちは。
ひすいです。
今月もロボアドバイザー比較としてWealthNaviとTHEOの運用状況の比較をしていきたいと思います。
まだ、運用開始から1カ月しか経っていないので特段変化はありませんが、2つのロボアドの比較を中心に運用状況を紹介したいと思います。
運用条件
両ロボアドの運用条件は以下の通りです。
- 運用開始月:2018年3月
- 運用開始時資金:30万円
- 積立額:1万円
- 運用指針:ハイリスクハイリターン
- 実施者年齢:30歳
今月の運用状況比較
WealthNavi
WealthNaviのポートフォリオを見ていた気づいた事は米国株式のVTIと日欧株式のVEAで6割~7割くらいあり、先進国株式の比率が結構高いという事です。そして、新興国株式の比率がかなり低いという事です。新興国株式のVWOは1割程度しかないように見えます。
分散投資の考え方が強いと先進国株式と新興国株式がある程度同じくらいの割合になるはずですが、WealthNaviは先進国株式に寄っています。このことが指し示す事は、過去の分析結果から将来的にも先進国株式の方がある程度リターンが高いと予想しているのだと思います。
もし、皆さんもWealthNaviのような運用がしたいのでしたら、先進国株式を中心として、新興国株式の割合は低くしたポートフォリオを組むと似たような運用結果が得られると思います。
THEO
ポートフォリオは先進国株式が6割と多く、新興国株式が4%と少なく、WealthNaviと似ています。一方で、債権は、先進国国債、投資適格債権、ハイイールド債権、新興国債権と4種類も混ぜられていて、WealthNaviの米国債券一択よりもかなり分散されています。
トータルリターンはマイナスでした。WealthNaviに比べて若干運用成績が悪いように見受けられます。ただ、現状はWeathNaviよりも低いだけであって、将来的には思いがけないところでTHEOの方が良い成績になるかも知れないので毎月しっかり確認していきたいと思います。
ちなみに、一カ月前よりもWeb画面が変わったようです。ポートフォリオがグロース、インカム、インフレ、現金などでそれぞれどれくらいあるのか一目で分かるようになりました。
それと、保有銘柄も一覧表示されるようになりました。
WealthNaviは少数精鋭で少ない銘柄で運用しているのに対して、THEOは株式だけでも7種類の銘柄で構成されています。
全体の銘柄数としては19銘柄となり、WealthNaviの6銘柄から比べると3倍以上の銘柄数で構成されています。
この違いが吉と出るか凶とでるかは分かりませんが、比較しているとそれぞれの特徴があり面白いですね。
まとめ
今月はWealthNaviが+3084円(+0.99%)に対して、THEOは-3799円(-1.23%)とWealthNaviの方が良い結果となりました。
また、少しずつ配当金も入ってきて、運用されている感も出てきました。
WealthNaviとTHEOはポートフォリオは似ているところもありますが、細かくみると色々な差分があるのでこれからも少しずつ観察していきたいと思います。
※夏休みの自由研究みたいですが。。。
これからも、ロボアド比較をしていきますので、ロボアドに興味はあるけど、実際どうなの?と言う方もぜひ本サイトを参考にして頂ければと思います。