(2018年9月)運用状況公開(ロボアドバイザー比較)
今月もロボアド投資比較として、WealthNaviとTHEOの運用状況の比較を紹介していきます。筆者は今年の3月からロボアド投資を始めたので投資経過月は6カ月となります。
まだ、長期投資と言うには短いですが、運用方針は長期投資でハイリスクハイリターンでしっかりと値上がりを狙っていく方針で運用してもらっています。
6か月経った現状の結果としてはWealthNaviの方がTHEOよりも少しばかり運用成績が良いです。ただ、長期投資なので、色々な相場を通して長期でどちらのロボアドの方がよいのか判断していく必要があると思います。
そんな訳で、今月の比較結果を運用条件やポートフォリオも含めて紹介していきます。
運用条件
両ロボアドの運用条件は以下の通りです。
- 運用開始月:2018年3月
- 運用開始時資金:30万円
- 積立額:1万円
- 運用指針:ハイリスクハイリターン
- 実施者年齢:30歳
WealthNavi上の詳細設定
THEOの設定
今月の運用状況
WealthNavi
資産評価額:368,131円
評価損益(円):+¥8,131円 (+2.26%%)
評価損益(ドル):-$64.20 (-1.90%)
今月の評価損益はまた微妙に下げました。ドルベースでは評価損ですが、円ベースでは評価益が出ているという状況です。
つまり、為替差益で保っているという状況な訳です。
そう考えると、天下のWealthNavi様でも本来では評価損益を出している状況なので、今年だけで個人でインデックス投資でプラスになっている人は良いポートフォリオになっていると言えるかも知れません。
2018年9月WealthNavi資産評価額
THEO
資産評価額:356,374円円
評価損益(円):+6,374(1.82%)
評価損益(ドル):-61.84(-1.89%)
WealthNavi同様で、円ベースではプラスでドルベースだとマイナスになっています。
WealthNaviとの違いは、WealthNaviよりTHEOの方が利益が低いということです。
これまで6カ月間でこの差は未だに埋まっていない状況です。
2018年9月WealthNavi資産評価額
ロボアドバイザーのポートフォリオ比較
WealthNavi
WealthNaviのポートフォリオは米国株式を主軸にした先進国株式メインのバランスポートフォリオです。
現状では米国株式ETFのVTIが優秀な成績を収めています。一方で、日欧株、新興国株はあまり成績が良くない状況です。
THEO
THEOのポートフォリオはWealthNaviのポートフォリオよりもグロースの割合が少ないです。グロースの割合が低いということは、株式比率が低いことになります。
WealthNaviのグロース割合が8割程度に対して、THEOは6割と2割程グロースの割合が低くなっています。つまり、ポートフォリオからして、WealthNaviよりTHEOの方がリターンが低くなるようになっているのです。
THEOもWealthNaviもどちらも最もリスクを高くしてリターンを高くする設定にしましたが、同じ高リスク高リターンでもWealthNaviの方がより高リスク高リターンなポートフォリオになっているようです。
このため、ポートフォリオからしてWealthNaviの方がリターンが高くなるのは当たり前の話なのです。しかし、ポートフォリオの差を取引である程度埋めれているTHEOはある意味、中リスク、高リターンを狙えているのかも知れません。
まとめ
先月と同様に、ロボアド投資の比較としてWealthNaviとTHEOを比較してきました。
成績面ではTHEOよりもWealthNaviの方が良い結果となっていましたが、WealthNaviは基本的に銘柄が変更なく、年間1%の手数料を払うくらいならば、自分で同一銘柄に投資した方が効率的にも思えてきてしまうので、なんとも言い難いところです。
もし、効率性を重視するならば、筆者の毎月のロボアド運用状況を確認して自分で運用した方が効率的だと思います。一方で、投資をしている事を忘れられるくらい楽に投資したいならばロボアドを選んだ方が良いと思います。
人それぞれどんな投資方法が自分に合っている投資方法があると思いますので、まずは自分にあった投資スタイルを確立することも良いかも知れません。