【ロボアドバイザー】WealthNaviのリスク許容度最大の場合のポートフォリオを分析してみた
ロボアドバイザーとして国内で最も人気があると言っても過言ではないWealthNaviですが、ノーベル賞を受賞したポートフォリオ理論を活用しているとのことなので、どのようなポートフォリオになっているか気になり、筆者のリスク許容度最大の場合のポートフォリオを分析してみました。
ポートフォリオ
こちらは、筆者が3月から始めたWealthNaviの資産内訳となります。
筆者の運用条件は初期投資額が30蔓延のリスク許容度5/5の最大で毎月1万円の積み立て設定です。
上記のアセットクラスがどうなっているのかExcelで集計してみました。
集計結果は以下となります。
株式比率が8割以上でその他の割合が約2割でした。やはり、リスク許容度を上げると株式比率が高くなるようです。
ポートフォリオの分析
WealthNaviのサイト上でポートフォリオの資産割合を確認できます。
資産割合として米国株式比率が33.7%で非常に高いです。次で日欧株が33.8%です。
先進国株式比率が67.5%です。一方で、新興国株比率は14.5%と低いです。
このことから、WealthNaviは先進国株式へ強気姿勢なことが分かります。
個人的な見解では、まだ発展しきれていない新興国の方が爆発力があるように感じてしまうのですが、WealthNaviは違うようです。
続いて債券ですが、米国債券のみとなります。米国以外の債権を取り入れていない理由は分かりませんが、米国債券の方が信頼性と収益性をバランスよく得られるのでしょうか。
残りは、金と不動産ですが、意外に金の割合が8%と債権や不動産よりも若干多めに設定されていることが意外でした。
上記のポートフォリオの大きな括りでのアセットクラスを成長資産、収益資産、インフレヘッジ資産の3分類で集計しました。
成長資産は株式、収益資産は債権・不動産、インフレヘッジ資産は金となります。
こう見ると、成長資産に集中投資し、若干の収益資産とインフレヘッジ資産という構成になっていることが分かります。
まとめ
今回のポートフォリオ分析では、WealthNaviのリスク許容度最大の場合には、成長資産への投資が強まることが分かりました。
皆さんも個人でポートフォリオを組んで資産運用する場合には、参考にしてもらえたらと思います。