【投資初心者必見】インデックス投資信託の長期的な予想利回りのシミュレーション方法
投資をこれから始めようとする人や、将来が不安だから手堅い投資をしたいという方は多いのではないでしょうか?投資の中にはFXや不動産投資など難易度の高いものも数多く存在しますが、インデックス投資信託の長期的積立投資は手法も確立されていて、国が積立NISAや確定拠出型年金などという制度を作って国民に推奨する程の投資方法です。実際に筆者も投資信託の毎月積立や確定拠出型年金をしていますが、最初の検討だけしっかり出来ていれば驚くほど簡単に寝ながらにして資産運用が出来るます。
このため、忙しいサラリーマン・OLや主婦にもおすすめの投資方法となります。
今回は投資初心者におすすめのインデックス投資信託の長期的な予想利回りの簡単なシミュレーション方法を紹介します。
画面付きで説明していますので、 初心者でも分かりやすく理解できると思いますので、順番に読み進めてもらえればと思います。
インデックス投資信託の指数の確認方法
インデックス投資信託の予想利回りをシミュレートするには、対象の投資信託の指数を確認する必要があります。
インデックス投資信託の指数はどのようにして確認方法をネット証券で人気の高いSBI証券を例に説明します。
まず、既に投資信託を保有している人は画面右上の『ポートフォリオ』ボタンを選択し、保有している投資信託のファンド名をクリックすると、投資信託の画面に行きます。
まだ、投資信託を保有していない人や追加で投資信託を積立ようと考えている人は、サイト上部の投信タブの銘柄検索・取扱一覧やランキングをクリックし、フィルタリング条件を設定し、フィルタリング条件にマッチした投資信託の中から気になったファンド名を選択します。
そうすると、以下のように各ファンド毎の画面になります。
各ファンド画面の左側にベンチマークという項目があります。このベンチマークが指数となります。下の三菱UFJコクサイ-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスならば、"MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)"になります。
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指数のリターンの見方
筆者が各種指数のリターンを確認するときに利用するサイトとして『わたしのインデックス』というサイトがあります。
インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス
このサイトは様々な指数(インデックス)のリターンやリスクなどの情報をまとめてくれていて、インデックス投資信託のポートフォリオ検討やインデックス検討に非常に便利です。
ただ、少し残念なことにこのサイトで先ほどの『MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)』をキーワードに入れて検索しても、指数名の記載方法が若干異なっており検索結果に表示されないという残念なところがあります。
ただ、Googleで『MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)』と検索すると1つ目か2つ目の検索結果にmyINDEXの指数のページが出てきますので、検索するときはGoogleで調べた方が早いかも知れません。
ただ、myINDEX内の情報は役に立つのでしっかり確認します。
まず、myINDEXの『MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)』の表示は『MSCIコクサイ・インデックス(KOKUSAI)(円)』となります。
『過去パフォーマンス実績』という項目を見ると、直近から1年、3年、5年、10年、15年、20年、30年の年率平均リターンやリスクが一目で分かります。
また、『いくらになる?』という部分で投資額に対して何年投資したらいくらのリターンになるか過去データから試算してくれます。
概算でリターンを把握したい場合には便利だと思います。
しかし、投資信託を買付る人の多くは長期投資前提で毎月積立する人が多いのではないでしょうか?
そんな訳で、ここで確認する項目は最も長期の年利平均リターンである30年のリターンをチェックしておきます。
長期積立利回りシミュレータ
投資信託の利回りシミュレーションは積立ベースで複利計算してくれるものが必要となります。
積立の複利計算できるシミュレータは三菱UFJ国際投信が提供している『つみたてシミュレーション』が便利です。
myINDEXで確認したリターンとリスクを設定し、毎月の積立額と積立期間を設定した上で「計算する」ボタンを押すと目標金額として設定した条件で投資した場合の目標金額やリスクを想定した変動幅などをグラフと数値で表してくれます。
上図の見方としてはグラフの青色部分が想定よりかなり良いor悪いパターンで赤色が想定よりちょっと良いor悪いパターンです。
目標金額(累計積立額は)という部分が大方の予想される投資後の資産額になります。
今回は、『MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)』の30年の年率平均リターンんとリスクを設定し、毎月1万円づつの投資を10年間続けた場合をシミュレーションした結果となります。結果としては、1,946,121円と約200万円くらいになる予想です。
また、投資しなかった場合には1,200,000円のままでしたということも表示してくれます。
ちなみに、補足ですが上記設定を20年に変更した場合のシミュレーション結果は以下となります。
投資しなかった場合には2,400,000万円が、想定では6,764,343円と2.8倍の資産になる想定です。
ちなみに、さらに補足で、記設定を30年に変更した場合のシミュレーション結果は以下となります。
投資しなかった場合には3,600,000円が、予想資産は18,693,337円と5.2倍の資産になる想定です。
やはり、本当の長期投資の複利は凄まじいものを感じますね。
現在筆者は30歳ですが、毎月2.5万円づつ投資信託を積み立てているので将来退職する頃には数千万円の資産が出来上がっている想定です。
投資信託おすすめ本
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