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【投資信託】インデックス投資の平均利回り

皆さんは、インデックス投信の平均利回りを気にしたことはありますか?

最近はロボアドバイザー投資や積立投資などが流行ってきていますが、実質的な内容はインデックス投資なのはご存知でしょうか?

ロボアドとして有名なwealtnaviは指数連動型のETFによるポートフォリオを自動で作ってくれるというだけで、実際はインデックス投資ですし、積立投資の多くはインデックス型投資信託の毎月積立です。

そんなインデックス投資ですが、どれくらいの平均利回りなのか意外と知らない人も多いのではないでしょうか?

今回はインデックス投資の平均リターンについて調査した内容を紹介していきます。

 

 

各種インデックスのリターン

MSCI コクサイ・インデックス (KOKUSAI) (円)

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MSCI コクサイ・インデックスは先進国株式型の指数となります。

MSCI コクサイ・インデックスの30年間の平均リターンは8.9%です。

仮に、100万円を産まれた当初から投資していたら30歳になるころには1291万円になっていたという事になります。

 

TOPIX

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TOPIXは国内株式の最も有名な指数の一つです。

TOPIXの30年間の平均リターンは0.5%です。

仮に、100万円を産まれた当初から投資していたら30歳になるころには116万円になっていたという事になります。

MSCI コクサイ・インデックスに比べたら同じ株式型にしては非常にリターンが低い結果となっています。

 

MSCI エマージング・マーケット・インデックス (円)

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MSCI エマージング・マーケット・インデックス (円)は新興国株の指数となります。

MSCI エマージング・マーケット・インデックス (円)の30年間の平均リターンは9.3%です。

仮に、100万円を産まれた当初から投資していたら30歳になるころには1441万円になっていたという事になります。

MSCI コクサイ・インデックスに比べ、若干利回りが高くなっています。本当に若干ですが。。。

 

FTSE/シティグループ 世界国債インデックス 除く日本 (円)

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FTSE/シティグループ 世界国債インデックスはグローバル債権です。

FTSE/シティグループ 世界国債インデックスの30年間の平均リターンは5.6%です。

仮に、100万円を産まれた当初から投資していたら30歳になるころには513万円になっていたという事になります。

MSCI コクサイ・インデックスに比べたら若干利回りが低いですが、債券なのでこんなものでしょう。

 

S&P グローバルREIT指数 (除く日本) (円)

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S&P グローバルREIT指数は全世界のREIT(不動産)の指数となります。

S&P グローバルREIT指数の20年間の平均リターンは9.4%です。

こちらは、30年間の結果が無いので、20年間での結果となります。

仮に、100万円を産まれた当初から投資していたら20歳になるころには603万円になっていたという事になります。

MSCI コクサイ・インデックスよりも利回りが高く、この利回りで30年間投資していたらMSCI コクサイ・インデックスよりも高いリターンになりそうです。

 

ロンドン金価格 (円)

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ロンドン金価格(円)は金に関する指数となります。

ロンドン金価格(円)の30年間の平均リターンは2.9%です。

仮に、100万円を産まれた当初から投資していたら30歳になるころには236万円になっていたという事になります。

MSCI コクサイ・インデックスよりも利回りはだいぶ低いです。

 

 

※上記のインデックスは以下のサイトから引用しております。

インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス

 

インデックス投資の平均利回りについて

インデックス投資の基本的な考え方は長期・分散・積立になります。

上記の4種類のインデックスを見て分かる通り、何がどれくらいのリターンを出すかは正直数十年後になってみなければ分かりません。

直近数年間こそ非常に良いリターンを出しているTOPIXですが、30年の平均では全く成果を出せていません。

一方で、意外に株式よりも全世界のREITの方がリターンが高いと言うのはなかなか予想出来ませんでした。

過去のデータからだと、全世界のREITとなりますが、今後不動産価格が暴落し、なかなか回復しないとも限りません。

短い期間の投資では利回りがマイナスになっているものもありますが、30年ではどれもプラスのリターンになっています。

このことから、インデックス投資をする際は長期投資と分散投資は必須だと思います。

また、長期投資をする際に良いとされているのは積立投資になります。積立投資は一括投資に比べて高値掴みを減らし、投資対象指数の平均的なリターンに近づくメリットがあります。

 

そんな訳で、インデックス投資の平均リターンについていくつかのサンプルを見てインデックス投資の平均利回りを見てきました。

上記のサンプルの中では全世界のREIT指数が一番良かったという結果となりましたが、平均利回りは僅差だったので、30年後はどうなるか分かりません。

ただ、上記の結果から言えることは積極的にリターンを狙いにいけば、平均8%以上のリターンが狙えそうで、債券やリターンの低い指数も組み入れると8%よりリターンが低くなりそうという事が分かります。

人それぞれどんな投資をするかは個人の考え方次第ですが、積極的にリターンを狙いにいくならば、株式とREITのみ投資し、バランスを考えるなら債権や金なども組み入れるようにするということになるのだと思います。

これから、投資を始める方や現在投資をしていてポートフォリオを見直す方は参考にしてもらえたらと思います。