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過去の自分とだけ比較するべき

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皆さんは他人と自分を比較することは多いですか?

僕はあまり他人と比較しないように気を付けています。

他人との比較で良い影響を与える事もありますが、あまり意味のない事が多いからです。なぜ意味がないかと言うと、他人と自分は状況や特徴や考え方など様々な面で異なっており、比較するには要因が異なりすぎているからです。

一方で、過去の自分との比較は同一人物の比較なので、昔よりも努力できたかどうかが一発で分かり、意味のある比較となります。

今回は、過去の自分と比較する事の重要性について紹介します。

 

 

多くの人が陥る無意味な比較行動

多くの人は他人と比較したがります。他人と比較して、俺の方がこんなにお金を稼いでいるだの、私はあの人達よりこんなに貯金しているだのと。

しかし、これらの比較行動にはあまり意味はなく、結局自己肯定したい気持ちを満たすだけになりがちです。

人それぞれの特徴や性質が異なる中、一部分を切り出して比較しても、秀でる部分もあれば、劣る部分もあると言ったところでしょう。

 

具体的な例を挙げると、将棋の藤井さんは将棋と言う部分に関しては秀でていますが、投資に関しては僕の方が詳しいでしょうし、ITに関しても僕の方が圧倒的に詳しいでしょう。

上記の例の比べるベクトルがおかしいと思うのが普通でしょうが、他人と比較するという事は、ベクトルがおかしい事を比較するようなものなのです。

もう少し現実的な例を挙げると、同じ年齢で同じ職場の人と収入や成績を比較して、俺の方が勝っていると思っていても、同僚は投資で資産を着実に増やしているかも知れませんし、裏で副業を始めて会社に縛られない仕組みづくりをしているかもしれません。

このように、一部分を切り出して他人と比較することが自己満足でしかない事は、上記の例でよく分かります。

産まれながらにして、知能指数が高い人、身体能力が高い人、家柄の良い人、お金持ちな人もいれば、身体に障害のある人、貧乏な人、横暴な親を持つ人など産まれたときから様々な違いがあるのです。ましてや、何年も人それぞれの環境で色々な特徴を持ち合わせてきている訳なのです。他人よりも勝っている劣っている比較がどれだけ無意味な事になるか理解にたやすいはずです。

 

本当に比較するべきは過去の自分

一方で、自分との比較は産まれながらの環境や思考や特徴も一緒のため、一部分を切り取った比較も意味が出てきます。

例えば、3年前は投資信託の目論見書の見方も分からなかったのに、今はほとんどの内容を理解できるようになっていたら、成長している事が分かります。

逆に、3年前よりも投資に関する勉強時間が減ったならば、努力度する力が減っていると判断でき、しかも勉強時間が減った時間も自分の事なので把握し易いでしょう。勉強時間が減った原因を考え、これからはもっと努力しようと前向きに反省する事もできます。

このように、過去の自分と比較する事は自分をストイックに管理するためにも重要な事です。 

もし、能力の向上や収入の向上や身体能力の向上を図りたいならば、過去の自分と比較してどれだけ努力しているか、能力が向上しているか、収入が向上しているかみていくべきでしょう。

 

まとめ

今回は、他人と比較するよりも過去の自分と比較する方が良いという事を紹介しました。

他人と比較すると優越感を得られて自己満足できたり、劣等感を感じて悲しい気持ちになったりと感情的に振り回されてしまいがちですが、過去の自分との比較であれば、同一の条件なので、自分で責任を持つしかないので、冷静に見つめ直す事ができるでしょう。

皆さんも他人と比較しようとしたときは、比較対象と他人から自分に置き換えてみると、冷静に今の自分を見つめ直す事ができるかも知れません。