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長期のバリュー投資をしてはいけない場合とは

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バリュー投資というと長期のイメージが強い方がいるかも知れませんが、バリュー投資でも長期間保有しない方が良い場合があります。

今回は長期のバリュー投資をしてはいけない場合について紹介します。

 

バリュー投資をしてはいけない場合

バリュー投資というと、通常価格よりも割安で株を買って投資することをイメージする人が多いと思います。

そして、割安で株を買っているのだから、長期的には株価が上昇すると予想する人が多いのではないでしょうか?

しかし、バリュー投資でも長期間の保有を避けた方が良い場合があります。

長期バリュー投資を避けた方が良いのはどのような場合かというと、投資対象企業が衰退している株または、成長していない株に関しては長期間の保有は避けた方が良いのです。

なぜかと言うと、いくら割安だからと言っても、成長が止まっている企業や衰退している企業はどんどん企業価値が下がっていくので、株価も長期的には下落することが予想されるからです。

また、売上高が減少した企業が事業再生のために資金を使っている場合も長期保有はしない方が良いです。なぜならば、売上高の回復というのは簡単ではなく、事業再生に利用した資金が売上高の回復に繋がるとも限らないからです。

例えば、売上高が減少傾向の企業にて、投資キャッシュフローが営業キャッシュフローよりも多い場合が当てはまり、営業で得られたお金を再投資して売上高を回復or増加させようとしている訳ですが、実際に売上高の回復or増加による株価の反映には時間が掛かりますし、売上増加が失敗した際にはより株価が下がる可能性が高まります。

例えば、国内の家電量販店はamazonにシェアを奪われつつありますが、家電量販店がいくら売り上げ回復の為に新規店舗の出店を行っても売上回復は難しいと予想されます。

 

長期のバリュー投資をしてよい場合

一方で、長期のバリュー投資をして良い場合は、売上高が伸びているけど、自然災害で一時的に売上や営業益が伸び悩んだ場合や、事業は順調だが市場全体で株価が下落しているため、釣られて株価が下落してしまっている場合です。

このように、事業の能力は低下していないにも関わらず株価が伴っていない場合は長期的には株価が上昇すると予想出来るので長期保有して良い場合と言えます。