【海外ETF】VBR(バンガード・米国スモールキャップ・バリュー)の紹介
皆さんは海外ETFに投資されていますか?米国のETFは日本のETFよりも経費率が低いことで知られており、長期投資をする場合には米国のETFを投資対象とする日本の投資家が増えています。今回は、米国の小型株を投資対象とするVBRというETFについて紹介します。
VBR(バンガード・米国スモールキャップ・バリュー)とは
VBRは、米国籍のETF(上場投信信託)です。CRSP USスモールキャップ・バリュー・インデックスのパフォーマンスに連動する投資成果 を目指します。組み入れ内容は、800銘柄以上の米国小型株で構成されています。完全複製戦略を用いて対象指数の構成銘柄 すべてまたは大部分に投資するETFです。
世界最大級の運用資産残高を持つ会社であるバンガードグループが運用するETFです。
バンガードグループ公式サイト:Mutual funds, IRAs, ETFs, 401(k) plans, and more | Vanguard
組み入れ上位10銘柄
- TFX(テレフレックス)
- CDW(CDW)
- IEX(アイデックス)
- SPR(スピリット・エアロシステムズ・ホールディングス)
- ATO(アトモス・エナジー)
- LDOS(レイドス・ホールディングス)
- CC(ケマーズ)
- WCG(ウェルケア・ヘルス・プランズ)
- EWBC(イースト・ウエスト・バンコープ)
- STLD(スチールダイナミクス)
VBR 銘柄 - バンガード・米国スモールキャップ・バリュー 投資信託(ファンド)情報 - Bloomberg Markets
VBRの詳細
経費率は0.07%と低い数値です。設定日は2004年1月26日で、設定から約14年経過しています。当ETFの純資産総額は12.516(百万米ドル)です。月間出来高は610万株です。モーニングスターレーティングは星4とそこそこ良い評価です。トータルリターンは市場価格で15.60%(5年)、9.57%(10年)です。
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S&P500との比較
S&P500と比較した場合に5年ではVBRのトータルリターンは14.9%でS&P500は15.79%です10年では、VBRのトータルリターンは9.77%でS&P500は8.5%です。
このことから、S&P500とVBRは若干の差はあるが2%以内の差が発生する程度となりました。
Vanguard Small-Cap Value Index Fund ETF Shares (VBR) Total Returns
まとめ
様々な分野に分散的に投資したい場合には、VBRも買付しても良いのではないでしょうか。また、S&P500よりもトータルリターンが高い時期があるので、米国の小型株が成長する事が予想出来るタイミングがあれば、VBRを積極的に買い付けることも良いでしょう。