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【投資信託評価】楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド

夜の街

政府は長期的な資産形成をNISAや確定拠出年金などの制度を作り国民に推奨しており、これからの時代は資産運用が益々重要になってきます。

長期的な資産形成を行っていく際に導入しやすい商品として投資信託があります。投資信託は株や不動産よりも分散投資がしやすく、最近の証券会社では自動的な毎月積み立てが当たり前に出来るため、時間的な分散投資もしやすい状況です。また、確定拠出年金や積み立てNISAの運用対象商品のほとんどは投資信託です。

しかし、投資信託の勉強を始めてもなかなかどのような商品に投資して良いのか分からないという方も多いと思い、ネットで優良という評価が多い投資信託を筆者が評価した内容を紹介したいと思います。

今回は、楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンドというファンドを紹介していきます。

 

 

基本情報

・買付手数料:なし

・信託報酬:年率0.2396%程度(2018/2/7時点)

・信託財産留保額:なし

・解約手数料:なし

・償還日:無期限

・純資産総額:3,657百万円(2018/2/7時点)

・ポートフォリオ:楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンドは米国市場で販売されている(米ドル販売)のバンガード・トータル・ワールド・ストックETFというファンドを日本円で買えるようにした投資信託です。

このため、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFのポートフォリオがそのまま楽天・全世界株式インデックス・ファンドのポートフォリオとなります。では、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFのポートフォリオはどうなっているのでしょうか。

国別で確認すると、米国が43.3%で、次いで日本が8.4%、英国が8.3%と続きます。

このように、米国を中心とした世界各国の株式に投資しているファンドとなります。

また、投資対象企業は米国の超大手企業が上位となっていますが、純資産総額に占める割合が1位のAppleでさえ、1.4%ですので、投資の分散性としては非常に高いと言えます。

 

投資家から見るファンドの役割(ポジション)

楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、米国を中心とした株式のみへの投資用ファンドなので、債券やREITは含みません。このため、投資家から見るファンドのポジションとしては成長資産として投資するものになります。

20~30代のように若い世代は楽楽天・全世界株式インデックス・ファンドを中心とした資産形成で大きく将来資産を増やせると予想出来ます。一方で、40代~の世代は株式のみの資産のため、長期的にほとんど使う予定の無い資金で運用する方が良いと思います。

どの年代にせよ、国別のリスクを抑えつつも積極的に資産を増やす為の役割となります。そこそこ守りつつも積極的に攻めるというイメージのファンドです。

 

投資難易度

世界各国の株式に分散投資しており、インデックス型で低コストで運用出来ることから、投資の難易度は低いです。様々な人が投資するファンドであるとは思いますが、株式相場の値動きを考えると長期で保有出来る方がリスクが低くなると考えられるので、若い人程積極的に投資しやすいファンドとなります。

 

危険性(リスク)と成長性(リターン)

以下の図は、VTのリスクとリターンの関係性を表した図となります。

分散投資はミドルリスクミドルリターンに対して、VTはややハイリスクハイリターンとなっています。ここで言うリスクとは株価の値動きの幅の大きさを表していると考えられます。つまり、大きく損を被る可能性もあるけど、大きく利益を得られる可能性もあるという事です。

ただ、過去の株式市場の実績から、株式市場はどんどん成長しており、一度大きく暴落したとしてもそこから再度上昇しより高値になるという事を繰り返しています。

つまり、非常に長い期間で考えればリスクは一時的に資産が減る事ですが、リターンはかなり大きくなる資産となります。

モーニングスター作成

 

積み立て前にしっておくべき事

米国・日本、英国そしてカナダと米国経済と関連性が高い国だけで60%を占めるため、世界各国に投資しているとは言え、米国株式市場に大きく影響されることは必須のファンドとなります。

また、上述の通り米国市場ではより信託報酬の低い元ファンドのバンガード・トータル・ストック・マーケットETFが販売されています。長期的に資産運用を行うならば米国で販売されている元ファンドも検討の余地があります。ただ、米ドルで買付する必要があり、為替手数料や最終的に円に戻した際に円高に進むと信託報酬差分以上にマイナスになる可能性もあります。どちらを選ぶかは人それぞれの考え方次第でしょう。

 

おすすめ度

おすすめ度は5段階で5です。

理由は全世界の株式に分散投資されていると共に、信託報酬も非常に安く、今後も資金流入が増える事が予想でき、元ファンドのバンガード・トータル・ストック・マーケットETFは実績もあり、長期でみたら成長性も高い為です。

正直なところ、これ一本だけの投資でも十分ありだと感じているくらい優良なファンドです。

筆者も購入を検討しており、現在の悩みは本家で買うか国内の再販版(本ファンド)を買うかで迷っている状態です。

 

まとめ

いかがでしたか?楽天・全世界株式インデックス・ファンドがどのようなファンドか少しは参考になりましたでしょうか。楽天・全米株式インデックス・ファンドはおすすめ度5で非常に優良なファンドだと考えているため、皆様も積立NISAのような長期投資の対象として検討してみても良いのではないでしょうか。

ちなみに、『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017』というものがありまして、なんと楽天・全世界株式インデックス・ファンドが1位となっています。投信ブロガーは日々投資信託の最新情報をチェックしており、どのようなファンドがより効率的に資産を増やす為に良いのか考えている人が多い印象です。このような投信マニアと言っても過言ではない人達からも最高と評価されているファンドなので、投資初心者でも本ファンドを積立NISAで買ったら情報通の投信ブロガーと同等の資産運用が出来るかも知れません。

 

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