2019年2月第1週 相場観測
株式相場の全体的な流れを把握するために、テクニカル的な観測をしていきます。
2019年2月の第1週の相場観測です。
TOPIX
年間トレンド(1年間チャート)
TOPIXの日足チャート1年間チャートを見てみます。
赤線で記載したようにトレンドラインは右下を向いており下落トレンドに見えます。上記赤線の上側の線を上抜けるようなことがあった場合はトレンド転換の可能性があるので取引の際は要注意です。逆にこの上値抵抗線を突き抜けられない場合は下落トレンド継続で、売りで入る機会かも知れません。
直近では、上値抵抗線を上抜けそうなので、トレンドが転換する可能性があります。
下記のNYダウのトレンドではトレンド転換しているので、TOPIXも転換するかも知れません。
NYダウ
年間トレンド(1年間チャート)
NYダウの日足チャート1年間チャートを見てみます。
赤線でトレンドラインを引きましたが、赤線のトレンドラインを上抜けているように見えます。
また、25日移動平均線と50日移動平均線がゴールデンクロスししそうなのも気になるところです。
総合して、トレンドが転換した可能性があると思います。
トレンドが転換して上昇トレンドになっていた場合は青線がトレンドラインになっています。ただ、青線の上昇角度は非常に急なので、どこかで一度反転しそうではあると思います。
日経平均株価
長期トレンド(10年間チャート)
日経平均株価はまだ下落トレンドが続いているように見えます。
移動平均線乖離率による観測
上のチャートは、上記のサイトを参照しております。
移動平均線はたぶん25日平均を使っているのではないかと考えています。この移動平均線乖離率を見ると、直近1年の傾向では0%~3%が天井圏、-6%付近は底値圏と見えます。2月1日では2.25%なので、ちょっと割高なように見えます。
騰落レシオによる相場の過熱感観測
※上記チャートは以下のサイトを参照しています。
騰落レシオは相場の過熱感を観測するための指標です。高い程買われ過ぎで、低い程売られ過ぎとなります。
一般的に騰落レシオが70%で売られ過ぎとなり、120を上回ると天井圏と言われているので、現在は105.19%で騰落レシオ的には中立という中途半端な相場に思えます。